ロシア、北朝鮮に返済免除 貸付金8700億円の9割か2012年9月19日20時25分 ロシアがソ連時代に北朝鮮に貸し付けていた計110億ドル(約8700億円)の負債について、両国は17日、ロシア側が大部分の返済を免除することで合意した。ロシアメディアが一斉に報じた。 合意の具体的内容は明らかにされていないが、ロシアは負債の9割を免除。残りについては、北朝鮮の教育・保健、エネルギー関連プロジェクトで優先的に投資する権利を取得することで決着したとみられる。韓国政府関係者は「(ロシアから北朝鮮を経て韓国につなぐ計画の)天然ガスパイプライン計画の通過料などを織り込んでいる可能性もある」とも指摘する。 長年の懸案だった負債問題が解決したことで、今後、両国の経済関係が強化されることは確実だ。 債務問題をめぐる交渉は長らく停滞していたが、金正日総書記が昨年、ロシアを訪問し、メドベージェフ大統領(当時)と