新党「日本維新の会」の代表を務める橋下徹大阪市長は19日、尖閣諸島や竹島の問題に絡み「中国、韓国が何を怒っているのか、しっかり過去の戦争を総括すべきだ。恨みを持たれてもしょうがないこともある」と述べ、問題解決には過去の歴史の再検証が不可欠との認識を示した。「アジア史を、日本人は知らな過ぎ」 橋下氏は「日本人はアジアの歴史をあまりにも知らな過ぎる。今の日本の体たらくが、竹島、尖閣の問題に結び付いている」と強調した。 同時に「敵を知って己を知らないと、自分の主張を通すことはできない」として、こうした問題につながる日本の歴史を国民が正確に理解しておかなければ、中国や韓国に対抗できないとの認識を示した。 市役所で記者団の取材に応じた。【ビジネスの裏側】韓流はもう勘弁! 竹島問題とブーム下火で韓国ツアーの予約激減
第2次大戦末期の1944年から45年にかけて、愛知県の旧大府飛行場(東海市・大府市)に連行され、強制労働をさせられた中国人被害者5人が、岩田地崎建設(本社・札幌市、当時・地崎組)にたいし解決を求める「提訴書」を出しました。 被害者の唐燦(さん)さん(87)=湖北省黄石市=、楊東元さん(89)=北京市=らから日本の企業と話し合いたいので協力してほしいとの要請を受けた「大府飛行場中国人強制連行問題愛知対策委員会」が18日、提訴書を同社名古屋支店に届けました。 提訴書は「毎日の労働時間は12時間以上の長きにわたっていました。重度の肉体労働に従事していたため栄養が極めて不足しており、病気になっても効果のある治療を受けられず、相次いで亡くなった」と訴えています。愛知県の7カ月間では5人が死亡。北海道の北見市、置戸町、赤平市を入れた1年7カ月では31人が死亡しました。 被害者らは、企業から報酬も補償も
これまでご愛顧いただきました「五十嵐仁の転成仁語」を、こちらに引っ越しました。今後とも、よろしくお願いいたします。 尖閣諸島をめぐる問題と反日デモは国民の大きな注目を集めていますが、それにしても、研究所にまで電話がかかって来るとは驚きました。今までになかったことです。 9月17日のブログには、「いいね」というクリックが223もあり、昨日のブログへのアクセスは1日で8600以上になりました。アクセスランキングは54位にまで急上昇しています。 それだけ、この問題に対する注目度が高いということでしょう。日本国内にもカッカしている人がおられるということでもあります。 領土や民族の問題がかくも人々の感情を掻き立てるのだという実例を見せていただいたような気がします。その意味では、良い勉強になりました。 しかし、外交問題については、このような興奮は百害あって一利なしです。まして、恫喝や力ずくで問題を解決
京都市が進める京都会館(左京区)建て替え計画について、ユネスコの諮問機関「イコモス」の専門委員会が「遺産危機警告」を発令したことを受け、日本共産党市議団(山中渡団長、15人)は6日、「警告を真摯に受け止め」て、同館第1ホールの解体工事の凍結と建て替え計画を抜本的に見直すよう門川市長に申し入れました。 申し入れには、山中団長、蔵田共子、冨樫豊、加藤あい、樋口英明の各議員が参加しました。以下、申し入れ全文を紹介します。 ユネスコの諮問機関であり世界遺産の登録の審査や監視活動を担っているイコモス(国際記念物遺跡会議)の「二十世紀遺産に関する国際学術委員会」が、京都会館の解体および再整備計画の内容に「遺産危機警告」を発令し、機関決定をうけて委員長名で市長に対し計画の再考を願う意見書を提出しました。同委員会が、京都会館の文化的価値を認めた上で、「後戻りできない害をとても重要な財産にあたえる」とし「現
京都会館の保存に当たっては、「リビング・ヘリテージ(生きている文化遺産)」として、京都会館であるための本質的歴史的価値を損なわないよう慎重に配慮しながら改修し、使い続けることが大事だと思っています。 想定されていないオペラを上演するなど、過大なプログラムに追随した機能強化、利便性だけを追及していくだけでは、近代建築を遺すということにはなりません。 設計者・故前川國男は、近代建築を京都の伝統的な景観に適合させるため苦労を重ね、岡崎の、あるいは京都に共鳴する空間を作る事に、見事に成功しました。 建築は時代の象徴です。建物が完成した1960年は、戦後日本の精神が高揚した時代です。市と市民が一緒になって建物をつくりあげたことから見ても、京都会館はこの時代の象徴であり、一つの文化的到達点とも言える建築だと思います。 解体工事は1日を争うものではないはずです。京都の知性を集めた透明性のある委員会を改め
京都市が、京都会館(左京区)建て替え計画で同館第1ホールの解体工事を強行(10日着工)しようとしている問題で、「京都会館を大切にする会」など建物の保存を求める11の市民団体が連名で6日、工事をいったん凍結し、再整備計画を再検討するよう門川市長あてに要望書を提出しました。以下、全文を紹介します。 市長におかれましては、十分ご承知のことと存じますが、この度、ユネスコの諮問機関であり、世界遺産の登録の審査やモニタリング(監視)活動を続けている国際記念物遺跡会議イコモス(ICOMOS,本部パリ)の「20世紀遺産に関する国際学術委員会」において、厳格で独立した審議による評価が行われた結果、シェリダン・バーグ委員長名で、市長宛に「遺産危機警告(Heritage Alert)」の発令を前提とした「京都会館再整備基本設計に対する意見書」が提出されました。この意見書は、現在の京都会館を「遺されるべき文化遺産
イコモスの専門委員会が「危機警告」を発するのは異例の事です。京都会館が極めて重要な近代建築であることの評価を示したものです。 これまでに「危機警告」が発せられたのは、ストックホルム市立図書館と香港の中央政庁の建物の解体に対しての2件だけです。両方とも極めて重要な建築であることの表明であり、建物の破壊を取り止めさせる重要な役割を果たしました。それほど「危機警告」は重く受け止められています。 しかし、市は「危機警告」を無視し、京都会館の解体工事を始めようとしています。 保存要請の声は、イコモスをはじめ近代建築の顕彰を行う国際組織「DOKOMOMOJapan」など、国内外から数多く寄せられています。建物を性能のよいオペラハウスに生まれ変わらせるのだという論理は、独りよがりのものだと市は気付くべきです。計画を抜本的に考え直すことが求められています。(「週刊しんぶん京都民報」2012年9月9日付掲載
中国では毎年9月18日、反日のデモや集会が開かれてきた。昭和6(1931)年のこの日、関東軍が奉天(現瀋陽)郊外、柳条湖付近の鉄道を爆破、これを契機に旧満州のほぼ全土を占領した。いわゆる満州事変で、日本の「侵略」が始まった日とされているからだ。 ▼事件から80年の昨年は、現場近くの「九・一八歴史博物館」前で、日の丸を焼くなどの騒ぎがあった。しかし今年の「反日」の激しさはその比ではない。尖閣諸島をめぐるデモがピークに達した。テレビの映像ではシャツに「9・18」と書いた若者が「島」を叫んでいた。 ▼「尖閣」と「柳条湖」とが重なったことで、反日感情が増幅されているのかもしれない。だが彼らが81年前の歴史を理解して、反日になっているとはとても思えない。真実を知らされずに踊らされていたかつての紅衛兵の姿とダブって見えて仕方ないのだ。 ▼満州事変の前、日本は日露戦争によって、南満州鉄道とその付属地の権
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