2014年6月24日、ワシントンDCにある中国大使館前の通りを、ノーベル平和賞を受賞した獄中の反体制作家・劉暁波にちなんだ名前に変えるよう命じる(国務長官に予算措置を指示する)法案が米下院歳出委員会で可決された。 委員長のフランク・ウルフ議員は北朝鮮の人権問題でも、長年、追及の先頭に立ってきた。法案の狙いについて同議員は、「世界の人権問題に常に目を光らせ、揺るがぬ姿勢で取り組むとの強いメッセージを発する」ためと述べている。 また、今年1月、やはり長く獄中にあった旧ソ連の反対制活動家ナタン・シャランスキー(現在はイスラエル在住)の人権問題会合での証言から具体的アイデアを得たとも語っている。アメリカではかつて、ワシントンのソ連大使館前をサハロフ通りと名付けた事例がある。アンドレイ・サハロフは言うまでもなく、旧ソ連の反対制物理学者で、シャランスキーの師匠格に当たる。 この法案が、この先、上下両院
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