プラスチックごみによる環境汚染が問題となる中、中国政府はことしの年末までに全国の飲食店で使い捨てのプラスチック製ストローの使用を禁止するなど、プラスチック製品の消費を大幅に減らす方針を発表しました。 具体的には、ことしの年末までに、全国の飲食店で使い捨てのプラスチック製ストローの使用を禁止するほか、北京や上海など大都市ではスーパーで使われているレジ袋の使用を禁止するということです。 さらに2025年までに、都市部で料理の出前に使われるプラスチック製容器の使用を30%減らすほか、全国のホテルで使い捨てのプラスチック製品の提供を控えるよう求めています。 また、中国はかつて日本や欧米などからプラスチックごみを輸入し、再利用や処分を行う世界最大の受け入れ先でしたが、3年前、環境汚染への懸念から大部分の輸入を禁止しました。 19日の発表では、こうした外国からの受け入れは、今後、全面的に禁止するとして