〈高校無償化〉運動の現場から/母校で学ぶ後輩たちのために 2013年02月01日 10:26 主要ニュース 「高校無償化」制度が適用されないまま卒業生を3年連続で世に送り出そうとしている唯一の学校が朝鮮高級学校。加えて、各地で民族学校に対する補助金が凍結、停止される動きが見られるなか、保護者、教育関係者はもちろん当の生徒たちに与える心の「傷」が懸念される。 実際、この3年間、生徒たちは街頭宣伝やビラ配りを行いながら排外的な日本社会の現実を肌身で感じてきた。しかし、その心は萎えることなく、更なる団結を求め、未来の朝鮮学校と同胞社会について考えをめぐらせていた。 卒業生の思い 「無償化」制度が適用されないまま母校を巣立った第1期目の卒業生たちは、いまだにこの問題が解決されていないことに胸を痛め、母校の後輩たちを心配している。 昨年の衆院選挙の行方を注視していたという金尚浩さん(20、大学生)は
![〈高校無償化〉運動の現場から/母校で学ぶ後輩たちのために](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eb322c62f9bcb4b2675f438ba113184aa4a53f66/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fchosonsinbo.com%2Fjp%2Ffiles%2F2013%2F02%2FDSC_1742-640x425.jpg)