この間の人質事件関連の報道でとくに注目したいのは、先週土曜に放送されたTBS報道特集の「徹底検証 『イスラム国』人質事件」だ。 日本政府が具体的な情報を全く明かさないなか、番組では、政府の対応に「三つの過ち」があったとして、いくつもの重要な事実を指摘している。 なかでも、イスラム法学者、中田考さんの新証言は驚くべきものだった。 以下は、IWJの番組の文字おこしから引用する。 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/231284 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 中田氏は、イスラム国の「ウマル・グラバー司令官」と連絡を取り合っていた。ウマル司令官からは、2014年8月、湯川遥菜氏が「イスラム国」に拘束された際にも、「湯川氏の裁判を開くので、通訳として来てほしい」との依頼が中田氏にあった。 9月初旬、中田氏は実際に、ジャーナリストの常岡氏とともに、「イスラム国
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