<1月8日付の陳海・駐韓中国大使館代理大使の寄稿に対する反論> 韓国生活の長い私だが中国にも友人が多い。北京勤務時、「軍国主義の怖い国と思っていたが、実際行ってみた日本は全く違った」という率直な新聞報道があった。世論調査で「日中関係を阻害するのは、我々中国人の民族主義と反日感情だ」と答えた人が21%いた。冷静な目と自己批判力は、弱点でなく長所である。だが近年、私の知る中国とは違う姿が目について心配だ。8日付の陳海中国代理大使の寄稿はその一つだ。 まず東南アジアの国々が、中国の力による威圧を警戒し批判する。そこに米国、日本等が加わって、中国が平和と安定の秩序をかく乱しないように牽制する。これが東アジアの基本構図だ。 20年間軍事費が年二桁増を続ける国。70~80年代もアジア近隣国と武力衝突や戦争を起し続けた国。平和の祭典オリンピック聖火リレーで、他国の首都で大勢が暴力騒動を起こした国。「防空
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