「劉暁波通り」法案を可決=中国大使館前、反発必至−米下院委 【ワシントン時事】米首都ワシントンにある中国大使館前の通りを、ノーベル平和賞を受賞した獄中の反体制作家・劉暁波氏にちなんだ名前に変えるよう命じる法案が24日、米下院歳出委員会で可決された。本会議と上院の審議を残しているが、中国が反発を強めるのは必至だ。 議会関係者によると、法案は国務長官に対し、中国大使館前の通りを「劉暁波プラザ」に改めるよう指示する内容。「基本的人権の保護に向けて米国の力強いメッセージを送る」のが狙いで、通り名を記した標識を立てることも命じている。 成立すれば大使館の住所も「劉暁波プラザ1番」に変更され、「大使館に届く全ての手紙に劉氏の名前が書かれることになる」という。(2014/06/25-06:45)