アパ懸賞論文のトンデモは、田母神俊雄論文だけではなかった。 著者の諸橋茂一は、「(株)KBM」の社長とのことだが、村山富市と河野洋平を提訴した人物らしい。1996年の衆院選にも立候補(もちろん落選)している。 http://www.kbmgroup.co.jp/kyouiku/pdf/siryou-200711.pdf 田母神論文同様、章節立てがされていないことや、数字の全角と半角の混在、特に12ページに「戦後63年」という、同じ数字の中に全角と半角が混在している例まであって、文字間隔だけは田母神論文より詰まっていてマシなだけで、あとは田母神論文とそっくりの(同一人物がタイピングしたのではないかと思うほどだ)、即興で書いたとしか思えない粗雑な「論文もどき」になっている。 しかし、それよりも何よりもぶっ飛ぶのが、論文の冒頭に「アインシュタインの予言」を持ってきていることだ。 かつて、「きまぐ