ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有
サッカーの日本代表として、今やなくてはならない存在になった、イタリアのインテル・ミラノ所属の長友佑都選手は、「太鼓の名手」としても知られている。子供のころ習っていた和太鼓の腕が役立ったのは、明治大学時代だ。当時は選手としてより、スタンドで応援団に交じってたたく、太鼓のリズムの方が評判だったそうだ。 ▼世界に太鼓は数多くあれど、大きさや音の迫力で和太鼓は群を抜いている。それは、日本が地震・火山国であることと関係があるのではないか。評論家の片山杜秀さんが、コラム集『ゴジラと日の丸』(文芸春秋)のなかで書いている。 ▼確かに和太鼓の響きは、火山や地震に伴う地鳴りを連想させる。江戸時代の書物などによれば、昔の日本人は、地下に埋まった巨大な太鼓を鬼が下から打ったせいで、地震が起きると考えたらしい。「とすればその力を鎮めるには太鼓を逆側から叩(たた)き鬼だかをへこませるのが一番だろう」と、片山さんはい
≪送電網めぐる欧州と島国の違い≫ 東日本大震災に伴う福島第1原子力発電所事故の報道が続く。その中で、「脱原発」のニュースも海外から伝わっている。例えば、総電力量の約23%を原子力で供給し、平均12年間の運転延長を決めて、原発維持を表明していたドイツ。「百八十度の方向転換に驚いた」という産業界の声を背に、メルケル首相は、2022年までの原発全廃を決めた。電力関連企業は、原発の運転停止決定の無効を求めて提訴した、とドイツに住む妹からメールが届いた。 スイスは所有する5基の運転更新や改修をせず、34年までに廃炉にする方針を決定。イタリアは国民投票で脱原発へ舵(かじ)を切り、「電力を輸入に頼る国の生き方を変えたい」というベルルスコーニ首相の思いは閉ざされた。 ヨーロッパは周知のように、送電線やガスパイプラインが、国境を越えて網の目のように張り巡らされており、脱原発を唱えて原子力を排除している国も、
「『南京大虐殺』という戦時プロパガンダが行われた経緯を解明する新たな糸口になるかもしれない」。発売中の『別冊正論』15号(「中国共産党 野望と謀略の90年」)の編集を終え、そんな期待が膨らんできました。中国の国民党が主導したと考えられてきた「大虐殺」の宣伝に、中国共産党またはソ連が大きく関与していた可能性が、論文筆者たちの指摘で浮かび上がってきたのです。 虚実不明の「南京大虐殺」を初めて世に紹介したのは、英マンチェスター・ガーディアン紙特派員、ティンパーリーが1938(昭和13)年に刊行した『戦争とは何か』です。ティンパーリーは当時、国民党中央宣伝部顧問で、資金提供も受けていたことが北村稔・立命館大教授らの研究で判明しています。同著の出版をはじめとする「大虐殺」宣伝は、世界中で反日世論を高める戦時プロパガンダだったのです。 『別冊正論』15号では、3人の筆者が、このプロパガンダへの中国共産
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く