2012年04月26日23:55 カテゴリ「陸山会」土地取得事件 小沢一郎・元民主党代表の刑事裁判の判決について はじめに 被告人・小沢一郎衆議院議員(元民主党代表)の刑事裁判の判決が東京地裁で本日(2012年4月26日)くだされた。 これについての簡単な感想を書く(いわゆる判例評釈ではない)。 なお、複数のマスコミからコメント依頼があった。 1.この事件及び判決について (1)東京地裁の判決は小沢一郎氏を無罪であるという結論だった。 もっとも、その判決理由によると、小沢氏の「共謀共同正犯の成立を疑うことには、相応の根拠がある」等と判示しており、小沢氏を、黒に限りなく近い灰色であると判断している。 (2)東京地検特捜部は、4億円の原資がゼネコンからの裏献金であるとの見立てをしながら、小沢氏の岩手の自宅も東京の自宅も家宅捜索していなかったので、元々、小沢氏本人まで起訴する覚悟がなったのではな