新潟県三条市の市議が、市が番組制作を委託する地元FMラジオ局のパーソナリティーをめぐり「おかまと聞いている。社会常識からして、正常な形でない人を支援する必要はないのではないか」などと市議会で発言していたことが14日、分かった。市民から抗議があり、市議は発言の撤回を申し入れ、認められた。 発言したのは西川重則氏(66)=自民クラブ。10日の市民福祉常任委員会で、市が2016年度の一般会計予算案に計上した地元FM局への番組制作委託料286万円について審議中、番組担当のパーソナリティーについて述べた。 西川氏は取材に「ラジオ局への公費支出増額は問題なのではと考えた」と話し「性的少数者に対して差別的な表現だった。申し訳ない」と陳謝した。発言の撤回は11日、委員長に申し入れたという。
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