ステラケミファ株が5営業日ぶりに大幅反落。韓国向け輸出管理強化の影響を受け、8日に発表した7-9月期(第2四半期)の営業利益は前年同期比88%減の1億4800万円だった。 株価は一時前週末比6.6%安の2980円まで下げ、下落率の大きさは8月7日(10%)以来となった。 日本政府は7月4日から半導体製造に使うフッ化水素やレジストなど3品目の輸出管理を強化している。ステラはフッ化水素を生産しており、同製品を含む半導体液晶部門の輸出販売が減少した。 7-9月期の売上高は21%減の74億600万円。一方、輸出管理強化の影響を現在精査中だとして、今期(2020年3月期)の営業利益計画は前期比31%減の24億5000万円を据え置いた。 財務省が毎月公表する貿易統計によると、9月はフッ化水素の韓国向け輸出量が100キログラムにとどまり、1-6月の1カ月当たり平均3086トンに比べ激減した。 Moon