子どもと接する仕事に就く人に性犯罪歴がないことを確認する「日本版DBS」の法案について、岸田首相が、提出に向け作業を急ぐよう指示する考えを示した。 岸田首相「できるだけ早く法案を提出するよう、努力するべきだと思う」 この国会で提出が見送られたDBS法案について、野党側から2024年の通常国会での提出を迫られた岸田首相は、「実効的な中身にしたい。できるだけ急ぐよう、あらためてわたしからも指示する」と述べた。 また、旧ジャニーズ事務所の性被害者との面会について問われ、「被害者の声を聞くことで、実態の把握に努めることは重要だ」としつつ、「関係府省で適切に判断していく」と述べた。 傍聴した被害者は「言質が取れず残念だが、半歩でも前進したかと思う。ぜひ総理に会って事実を伝えたい」と話した。