プログラムの担当教員らが一連のハラスメント事案について検証・謝罪した文書。大阪大は報道後にHPから取り下げた(今月19日にHPをスクリーンショット) 大阪大が「共生」をテーマに実施した大学院生対象の教育プログラムで、男性教員らによる女子学生へのセクハラ行為などが多発していた問題を巡り、プログラムの運営側が「報道を阻止しようとしたが、できなかった」「メディアにうまく利用された」といったメールを履修生らに送っていたことが21日、関係者への取材で分かった。 運営側の阪大大学院人間科学研究科の澤村信英教授は取材に「(報道による)二次被害防止のために送った」と釈明。ただ、メールの文面にはハラスメント問題に対する謝罪はなく、内部関係者からは「問題を軽視した姿勢で、被害者の二次被害にもつながりかねない」との批判が上がる。 問題を巡っては昨年1月、元履修生の女性から相談を受けた大学側が調査を実施。聞き取り
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