映画と本と音楽をほどほどにたしなむ老人の備忘録で、私の生存確認用にも使われています。ビジネス誘導ブログに興味はなく、機械的な “いいね” 返しはいたしません! ※ 誠に勝手ながら、一部関係の皆様には書き込みをご遠慮いただいております。 <(_ _)> 先日読み終えた、黒柳徹子の『窓ぎわのトットちゃん』にこんな一節があった。 トットちゃんが家から駅への行き帰りの途中、その大井町線の線路に面した小高いガケの上に長屋があった。そこに、いつも大声で「マサオちゃーん!」と自分の子どもを探しているおばさんがいた。 トットちゃんは、そのマサオちゃんを知っていた。彼女より少し大きく(二年生ぐらいか)、どこの学校へ行っているのかはわからないけれど、いつも犬を連れて歩いていた。 あるとき、トットちゃんが、学校の帰りに、この小さいガケの下を通ったときだった。マサオちゃんが、そこに仁王立ちに立ってい