週刊少年ジャンプで連載されているマンガが、性暴力を助長する表現になっているのではないか、という批判がネットで高まり、東京新聞でも取り上げられた。(7月7日掲載「ジャンプ『お色気』に波紋 少年誌で少女キャラ裸同然))「少年誌でここまでやる必要があるの?」という批判に対して、「ジャンプには昔からエロがあった」といった反論が寄せられるなどしている。このような場面で創作者、コンテンツ提供者、読み手にとって大切なこととは何だろうか? 物語表現を議論する際に文脈は欠かせない昭和の時代から繰り返されてきた光景で、「また?」という感想を持った人も多いと思う。たしかに歴史的に「海外に比べて日本では猥褻や暴力表現に対して寛容だ」という事実はある。ただ、そのことが犯罪に結びついているという科学的根拠はなく、一方でアニメやマンガの多様さを生む要因ともなっていると筆者は考えている。(例えば、「進撃の巨人」で、巨人が
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