東京中野にあるマンガ・アニメの文化施設「中野マンガアートコート」(桃丘小学校跡地)が、契約解除後も占有しているとして中野区から退去を求められている。 教育やイベント、コスプレイヤーには学園ものの撮影場所として人気の施設は、学校法人タイケン学園と中野区との連携事業として2011年10月に開設。桃丘小跡施設を5年間の期間、基本協定及び賃貸借契約を締結したうえで貸し出し、マンガやアニメーションなどの文化・芸術の情報発信拠点としてスタートした。 中野区が10月7日に公開した「桃丘小跡施設について」によれば、「学園による複数の重大な違反行為が判明」したため、8月19日をもって基本協定および賃貸借契約等について解除したとある。その後、学園側は施設を占有し、明け渡しに応じていないという。 中野区の告知文 10月6日に公開された総務委員会および建設委員会による区議会資料「学校法人タイケン学園に対する対応に