「staticおじさん」という言葉をご存じでしょうか。「static」というのは、Javaのstaticメソッドのことです。Javaでメソッドを呼び出すときにはクラスからインスタンスを生成してインスタンスのメソッドを呼び出すのが普通です。一方、staticメソッドはインスタンスを生成しなくてもクラスから直接呼び出せます。このため、オブジェクト指向プログラミングを理解していない古いタイプのプログラマは、Javaでもstaticメソッドを多用します。これを揶揄して「staticおじさん」と呼ぶのです。 staticおじさんについては、わかりやすく解説したブログエントリが有名です(参考リンク)。実際のシステム開発の現場でstaticおじさんに苦しめられている様子をまとめたページもあります(参考リンク)。 なお、Javaのstaticメソッドを多用する人に限らず、古い感覚にとらわれて周囲に迷惑をま
「staticおじさん」という言葉をご存じでしょうか。「static」というのは、Javaのstaticメソッドのことです。Javaでメソッドを呼び出すときにはクラスからインスタンスを生成してインスタンスのメソッドを呼び出すのが普通です。一方、staticメソッドはインスタンスを生成しなくてもクラスから直接呼び出せます。このため、オブジェクト指向プログラミングを理解していない古いタイプのプログラマは、Javaでもstaticメソッドを多用します。これを揶揄して「staticおじさん」と呼ぶのです。 staticおじさんについては、わかりやすく解説したブログエントリが有名です(参考リンク)。実際のシステム開発の現場でstaticおじさんに苦しめられている様子をまとめたページもあります(参考リンク)。 なお、Javaのstaticメソッドを多用する人に限らず、古い感覚にとらわれて周囲に迷惑をま
4位:米Sony Pictures Entertainmentにサイバー攻撃 この事件そのものは政治的な背景があまり強く、セキュリティ対策の視点としては相応しくないだろう。サイバー攻撃そのものについてはこちらの記事などをご覧いただきたい。 5位:公衆無線LANのセキュリティ 公衆無線LAN(無料Wi-Fiなど)でのセキュリティ対策も何度か取り上げた(関連記事)。年末年始で利用する機会も多いと思われるので、対策ポイントを挙げてみたい。 まず業務で公衆無線LANを利用するなら、それなりの高いセキュリティレベルを確保することが必須だ。通信経路は最低でもVPNなどのツールを利用する。できれば業務での公衆無線LANの利用は避けるべきである。 また、「ノマド」(ノマドワーキング=業務の作業場所を選ばない働き方)として活用するなら、当然ながらVPNなどのツールを使い、Webサイト検索なども「http」で
2位:振り込め詐欺 「振り込め詐欺」などは確かに被害が大きく詳しい解説は別の機会に譲るが、もし読者の皆さんが年末年始に帰省されるなら、ぜひこの対応策について家族で話し合ってほしい。 例えば、自分(子ども)が親に電話で連絡する時は合言葉を決めておく。詐欺は限りなくゼロに近づくだろう。できれば、自分から合言葉を言う方が効果的だ。高齢の親から言うようにしてしまうと、親が合言葉を忘れてしまったらおしまいである。 自分から電話をかける場合でも、受ける場合でも、まず「隣の鈴木さんは海外に出かけているね」(合言葉なのでなんでも良いが)と相手に呼び掛けることで、本人確認ができるということだ。 また、2016年はマイナンバーを聞き出すような詐欺犯罪が急増すると考えられる。例えば、「○○スーパーですが、今マイナンバーを登録すると商品券を2000円分プレゼントします。」などという誘い文句に乗ってしまう高齢者も多
2015年も情報セキュリティに関わるさまざまな出来事があった。インテルセキュリティが11月に「2015年の10大セキュリティ事件」を発表し、その中の主要部分は筆者もこの連載で解説している。今回はこれらの総括を兼ねて、10大セキュリティ事件の上位5つについて振り返りたい。 1位:日本年金機構の問題 この事件について筆者も解説している。そこでも触れたが、まずこの事件について年金機構に同情する点はほとんどない。「社会保険庁」という組織の名前だけを変えて、中味はほとんど変っておらず、キャリア組と中間層、そして大部分の役職なき職員とパートタイムの方々の3層構造の問題をそのまま引きずっている。 「起こるべくして起きた」というのは言い過ぎかもしれない。しかし、ネットの掲示板に「来週の月曜日に記者会見をするようだ」などと投稿されたことでも分かるように、正式に会見する前からこの出来事が漏えいしていた。これを
#9:従業員は最大のセキュリティリスクである ほとんどの人々は、企業のセキュリティリスクについて考える際、顔を隠したハッカーが薄暗い部屋でキーボードを猛烈な速度でタイピングしているシーンを思い浮かべるはずだ。しかし、従業員自身も企業のセキュリティに深刻な脅威をもたらすのだ。貧弱なパスワードを設定したり、企業のデバイスを用いてセキュアではないネットワークを使用したりする行為が実際の問題に直結する。CompTIAでイベント及び教育担当シニアバイスプレジデントを務めるKelly Ricker氏は、モバイル機器がアジリティや生産性の向上を支援する一方、サイバーセキュリティの悪夢をもたらしていると述べている。 Ricker氏は「業務を遂行するために従業員が使用しているデバイスは、スマートフォンやスマートウォッチからタブレット、ノートPCに至るまですべて、セキュリティ上の脆弱性となる危険性を抱えている
Conner Forrest (TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2015-12-25 06:30 #6:クラウドを恐れる理由がなくなった クラウドの普及は長い間、企業によってまちまちだったが、2015年にはクラウドテクノロジやクラウドサービスが広く受け入れられるようになった。実際のところ、一部のトレンドはクラウドを前提にしている。 SolarWindsのテクニカルプロダクト担当マーケティングディレクターのPatrick Hubbard氏は、「仮想化の全面的な導入と同様に、クラウドやその他の戦略への探求は、特に中小企業の間で思った以上に進んでいる」と述べるとともに、「OSやアプリを真にモバイルなものにすることは、企業におけるITインフラに関する考え方の再定義に他ならない」と述べている。 #7:セキュリティに対する考え方が変化しつつある 2015年にはAnthem
Conner Forrest (TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2015-12-25 06:30 #3:データは流れゆく水にたとえられる データ、特にビッグデータにまつわるデータは年々その価値を高めてきているが、2015年には大きな転換点を迎えたと言ってもよいだろう。データを取り扱うためのツール(構造の有無は問わない)が爆発的な速度で普及し、大手データサービスプロバイダーも株式を公開したことで、この分野に対する信頼性が高まった結果、企業にとって導入の敷居が下がっている。また、企業は適切なデータとそうでないデータを容易に区別できるようにもなってきている。 Fujitsu Americaの最高情報責任者(CIO)Neil Jarvis氏は「もはやデータというものが、深い湖の底に沈んでいる巨大で静的なオブジェクトだと考えるのは適切ではない。むしろ猛り狂う川をものすごい
年の瀬は過去1年を振り返るのに最も良い時期だ。特に、1年間やってきたことが正しかったかどうか、そして改善できるところがあるかどうかを評価するには打って付けの時期だと言えるだろう。デジタル化が限りなく進む現代、IT部門は企業において最重要とまでは言わないまでも、最も重要な部門の1つになっている。このため、幹部やシステム管理者は1年を振り返り、来る年にどういった点を改善できるのかというヒントを得るために最大限の努力を払うべきだろう。 本記事では2015年のIT分野にもたらされた10の重要な知見を解説する。 #1:BYOXは今後も残り続ける 社内の至るところでスマートフォンが利用されるようになるとともに、従業員が個人のデバイスを社内に持ち込む、すなわちBring Your Own Device(BYOD)というトレンドが生み出された。このトレンドは当初、スマートフォンやタブレットといったモバイル
“脱メール”で情報伝達のムダが半減 情報伝達のムダが解消されたのも大きな効果で、それに貢献したのがSkype for Businessだ。相手が在席しているかどうかが一目で分かるので、電話と違って確実に相手がつかまる上、メールのようにお決まりの定型文を書く必要がない。 「ちょっと確認したいことがあると、すぐメッセージを送って確認できますし、夜間や休日に連絡していいかどうか迷ったときでも、プレゼンスが分かれば話しかけることができます」(吉橋氏) ほかにもコミュニケーションの活性化や時間のロス軽減につながる効果があったという。 「本社と支店の距離が近くなった、という効果もあります。支店はこれまで社内で“孤島”といわれており、連絡が取りづらかったのですが、Office 365を入れてからは距離感が変わりました。もう1つは、社内メールの送信数が減ったこと。今までは、何でもメールで連絡していましたが
オンプレミスからクラウドへ――。業務現場のニーズを部門ごとに精査し、さまざまな検討を重ねた上で、クラウド型グループウェア「Office 365」の導入に踏み切った赤城乳業。前編に続いて後編では、導入の効果とスムーズな移行に向けた取り組みを見ていく。 全社ポータルで“攻めのIT”を支援 スピード経営を目指す赤城乳業が、Office 365の移行後に社員の生産性をより高めるために取り組んだのが、全社で情報を共有できるポータルの構築だ。 このSharePoint Onlineを使ったポータルサイトには、これまで紙の掲示板やメールで全社に伝えていた新商品情報、社内報に加え、新たに売上状況や目標に対する推移、主要なプロジェクトの進捗などがリアルタイムで分かる情報が追加された。これは、管理職が素早い経営判断ができるようにと新設したもの。さらに、支店別の売上進捗を全社員に公開するなど、社員が業績の進捗を
幸せそうな家庭に侵入したサンタクロースに扮するダース・ベイダーが窃盗や破壊行為を繰り返してクリスマスをぶっつぶすという、人によっては気持ちがすっきりしたり穏やかな気持ちになったりするかもしれないムービーが「Darth Santa」です。 Darth Santa - YouTube 豪華ならせん階段のある家にやってきたダース・ベイダー。 子どもたちにあげるプレゼントを出すのかと思いきや…… 取り出したのはズタボロの紙袋。 中からゴミのようなものを出してドサドサと靴下の中に入れていきます。 続いて、牛乳の入ったコップに人差し指を向けるダース・ベイダー。 バシャーッと派手に倒れました。 クッキーは拳でぐりぐり。 憎しみがこもっています。 女の子向けのプレゼントと思われる自転車を窃盗。 キコキコと自転車で移動し…… 別の家の庭で乱暴に乗り捨てます。自転車とぶつかったイルミネーションは破壊されました
NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)サンタ追跡(NORAD Tracks Santa) クリスマスの恒例行事となったサンタ追跡(NORAD Tracks Santa)!! このサンタ追跡(NORAD Tracks Santa)は、毎年クリスマスに、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が 特設サイト「NORAD Tracks Santa」を設置して実施される行事で、サンタクロースが全世界の子供に プレゼントを届ける様子を追跡しています!! そして、追跡の際にはサンタクロースは「BIG RED ONE」というコールサインで識別されています。 配信は、日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、中国語で行われています。 サンタを追跡する理由 この恒例行事は、1955 年にコロラド スプリングスに拠点を置くシアーズ ローバック社が、子供向けに「サンタへの直通電話」を開
原宿や上野の大型店舗が相次いで閉店することが発表された日本マクドナルド。同社の筆頭株主である米マクドナルドが株式の売却を検討しているニュースが報じられるなど、何かとネガティブな話題が尽きない。 正直ここ数年、筆者もマックへ足を運ぶ機会がグッと減ってしまったが、マックが無くなるのは非常に寂しい。マックには王者でいてほしいし、強いマックが見たいのだ。どうにかマックの力になれないか……。そう考えた筆者は、「とりあえずこれはやるべき!」という秘案を思いついたので、マクドナルドのお客様相談室に電話で伝えることにした。 ・マックに行かなくなった理由 まずは冷静に「なぜマックに足を運ばなくなったのか?」を考えることに。年齢のせいで昔ほどガツガツ食べられなくなったことはさておいて、昔と比べマックも高くなったし、他のバーガーチェーン店でも美味しいメニューが増えたこともあるだろう。 ただそれらはある意味マック
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く