最近、『ディズニー、NASAが認めた 遊ぶ鉄工所』(山本昌作著/ダイヤモンド社)という本を読んだのです。 HILLTOP株式会社(以下、ヒルトップ)は、1961年創業の「山本精工所」を前身としています。 もともと、自動車メーカーの孫請けだった油まみれの鉄工所が、著者たちの試行錯誤のすえに、「多品種単品のアルミ加工メーカー」になったのです。 この本の最初に載っている本社工場のカラー写真をみて、僕は驚きました。 えっ、これ、本当に「鉄工所」なの? 明るい色調の機能的できれいなオフィスに、ピンクや紫、オレンジの柱にピカピカの床のゆったりとした清潔な工場。 この本では、どのようにして、ヒルトップは変わっていったのか、そして、何を目指しているのかが熱く語られています。 日本は、人口が減っていく時代を迎えており、高度成長期のような大量生産のニーズは少なくなっています。 そこで、ヒルトップでは、大量生産
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