筆者がミニマリストとして生きることに決めたのは、10年ほど前のことだ。それまでは自分の所有している物を気にすることにあまりに長い時間を費やし、必要のないものを買い集め、管理することにあまりにも多額の無駄遣いをしていた。それでも物は私に、喜びも持続的な幸福ももたらしてくれなかった。 自分の人生に集中することができない非常に大きな要因になっていたのは、私の所有物だった。そして、私が人生において最も重要なものに改めて集中するための最善の方法は、自宅からそうした余計なものをなくすことだった。 必要のない、くだらないものを捨てることの重要性を決して過小評価してはいけない。捨てることには、あなたの人生を劇的に変える力がある。 意図的に持ち物を少なくすることは、より良い生き方だ。自由、明晰さ、機会をもたらしてくれる。私たちはそれぞれ自分なりの方法で、そうした暮らしを実践することについて考えてみるべきだ。