EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
![腹落ちしない「デジタルトランスフォーメーション」という言葉について、4人のIT賢者が語った](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9085bcb617b873551ae4f472a2a31513eb9a7834/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fez-cdn.shoeisha.jp%2Fstatic%2Fimages%2Farticle%2F10186%2F10186_01.png)
SIerは人が多すぎるうえに、なぜあんなに働くのか。 井上:SIはなんでハッピーじゃないんですかね。 神林:えっと、まずは、人多すぎですよね。もうちょっと少ない人数でできるところに無理やり人を入れてしまって、いや、いろいろな問題があるんですけど、一番大きいのはやっぱりお互いに知識が不足している。 井上:そうですよね。なんであんなに働くんですかね。 神林:たくさん人を働かせたほうが売り上げが上がるからですよね。結局、ユーザーさんが評価ができないんですよね。システムの価値を。中身がわからないので、どういう評価をするかっていうと、どれだけ人を突っ込んだかっていうほうが、人月工数の原価が高い、要は価値があるように見える。人がたくさんいて作ったもののほうが、人が少ないよりもいいものに決まっているっていう発想が抜けてない。抜けていないっていうか、それしか判断する根拠がない。 井上:それで、人数が多いの
情報システム部の存在意義は、ITサービスを通したユーザ利便性の向上にあります。ITサービスとは単一、もしくは複数のシステムによって提供されるものですから、新しいシステムを企画立案して運用に漕ぎつけるまでの流れは、情報システム部の主たる業務と言えるでしょう。 新しいシステムを構築するためには、企画段階で得た構想を要件レベルに具体化し、システム設計者に引き渡します。企画をした人間が設計・構築・テスト・リリースまで担当できるにこしたことはないのですが、上流工程を担当する人間はスキルセット上、高コスト(月単価150万円以上)であることがほとんどですし、そもそも社内でシステム実装スキルを有する人間を必要数確保できないという根本的な課題もあって、要件定義フェーズ以前と設計フェーズ以降では担当者が異なることが多いのが実情です。 そこで要件定義フェーズで整理したことを正確に設計フェーズにつなげるために用い
▲日本IBM GTS事業 ITSデリバリー セキュリティー&ネットワーク・サービス 理事 我妻三佳氏 IBMは、100名規模の専任チームで構成されるグローバルな統一組織であるCSIRTを2011年に設立した。北米、ヨーロッパ、アジア・パシフィックという3地域(ジオ)に分かれ、それぞれ8時間シフトで全世界で発生するセキュリティインシデントに対応する体制だ。日本は、アジア・パシフィックに含まれ、数名が所属する。日本IBMの社内セキュリティを長く推進し、グローバルなCSIRTの設立に携わった我妻三佳氏(GTS事業 ITSデリバリー セキュリティー&ネットワーク・サービス)は、日々の活動について、次のように説明する。 「グローバルで必ずどこかのジオが対応できる仕組みです。たとえば、日本時間の朝9時〜夕方5時までが担当だとすると、前のジオの担当者から9時に仕事を引き継いで、夕方5時に、次のジオの担当
IoTとは何なのか? クラウド、ソーシャル、ビッグデータに続く重要トレンドとして「モノのインターネット」(Internet of Things:IoT)が注目を集めている。 IoTの概念そのものはそれほど難しいものではない。従来型のインターネットがコンピューターのネットワークであったのに対して、テクノロジーの進化により、今まではネットワークに接続されていなかった「モノ」がインターネットを介して情報をやり取りする能力を備えていくということだ。 ここで、「モノ」には「コンピューターを内蔵した物品」も含まれるし、無線タグを付した物品のようにそれ自体ではコンピューターとは呼べないが、別のコンピューターと情報をやり取りすることで間接的にインターネットに参画できる物品も含まれる。重要なのは、「コンピューターを内蔵したモノのネットワーク」あるいは「コンピューターとやり取りできるモノのネットワーク」とは言
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