「食」と「仕事」についてのこだわりが満ちた本『食の職 小さなお店ベルクの発想』(ブルース・インターアクションズ)。この本では、新宿で愛され続けるベルクの副店長が、店の味をどう作るか、優れた職人といかにしてつながったのか、どのようにして店の個性は生まれるのかなどを丁寧に綴っている。飲食業界の苦境が聞こえる昨今、改めて“食の職”について迫川尚子氏にお話を伺った。 成長は人から教えてもらうのではなく、自分で発見すべきこと ――『新宿駅最後の小さなお店ベルク』に続くベルクの本である『食の職 小さなお店ベルクの発想』は、さまざまな店のこだわりが垣間見える素敵な本でした。この本をお書きになるきっかけをお教えいただけますか。 迫川尚子氏(以下、迫川氏)■ありがとうございます。2年前にうちの店長が上梓した『新宿駅最後の小さなお店ベルク』がそこそこ売れまして、同じ出版社から第2弾のお話がすぐ私にあったんです
![【迫川尚子氏インタビュー】制約を踏まえて創造的な仕事を!――小さなお店ベルクの豊富なアイデアとネットワーク](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/90945a8a9e9080a78a836cd64e5f498d2b26a5c8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sbbit.jp%2Farticle%2Fimage%2F22465%2FL_col_sakokawa_ic.jpg)