「奥の細道」といえば、俳人・松尾芭蕉による紀行文。弟子とともに江戸を出発し、東北から北陸へと旅する様を記しているが、東京駅にはまた別の「細道」がある。その名も「お肉の細道」。大丸東京店の地下食品フロア「ほっぺタウン」の増床にともない、こだわりの肉メニューを提供するコーナーとなっている。 「肉の細道」は、弁当コーナーの一番端にある。取材当日はオープン前なので匂いはしなかったが、あらゆる肉汁の匂いあふれる一角となることだろう 「肉の細道」がこだわっているのは、できたてのお肉を一番おいしく提供するという点だ。そのため、いずれの店舗にも厨房を併設し、できたてのものを提供する。そのラインアップも秀逸だ。大丸東京店食品部の富士川直樹さんによると「お肉と言ったらどこだ?」という店舗ばかり揃えたという。中でも、大行列となりそうなのが、ミート矢澤だろう。 五反田の名店の店を東京駅で買えるのは出張時や観光帰り