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ブックマーク / mojix.org (21)

  • 自分の値段はいくらなのか - モジログ

    Rails で行こう! - 格化する頭脳流出 http://d.hatena.ne.jp/elm200/20091217/1261055283 <日がバブル景気に沸き立っていた1990年前後、私は、東京の大学生だった。バブルのころ日がどれほどの繁栄を極めたか、実際に体験している。いまの個人的なプロジェクトは、そういう時代を忘れることだ。あれは、夢だ、幻だ。日人だというだけで、月50万円とか稼げる時代はもう終わった。これから何をしても、私はそれほど稼ぐことはできないだろう。私のベトナム人の友人たちは、優秀だが、みな月給2万円・3万円というレベルで仕事をしている。正直、私のほうが生産性が高いにしてもせいぜいその3倍。客観的に自分に値札をつけるとすれば、10万円がいいところだろう。10万円が私の適正価格だ。ものさしを差し替えろ。新興国の人々の視点に立て。そうすれば、また一から、新鮮な気持

  • プログラマに正社員的な「勤務」はフィットしない - モジログ

    UK STUDIO - プログラマという職業は「ふつう」の人には厳しくないか http://ukstudio.jp/2010/01/31/programmer_is_severe_job/ <業務外にコードを書いたり、技術書などを読むというのは素晴らしいことだと思う。けど、会社側がもし「業務時間外にコードを書いたり、技術書を読んだり、勉強会に参加しなさい」と言ったら、それは業務時間外労働と変わらないと思う。個人のたのしみとは別に会社側がそれらを求めたらそれは業務だ>。 <業務時間外に勉強をすることを業務時間外労働と捉えた場合、業務時間外労働をしないとやっていけない職種はおかしいというか病んでいるんじゃないかなぁ>。 これは面白い問題提起。「日々の学習や訓練と仕事が切り離せない」というのがこの話の要点のひとつだが、これはプログラマに限らず、デザイナーや建築家、文筆業、料理人、役者など、「プロ

  • 反論ヒエラルキー - モジログ

    How to Disagree http://www.paulgraham.com/disagree.html How to Disagree by Paul Graham の翻訳 http://tamo.tdiary.net/20080329.html Paul Grahamの「How to Disagree」(反論の方法)というテキストと、「野良犬日記」さんによるその日語訳。 掲示板やブログコメントなど、ネット上で見られる「反論」について、「反論ヒエラルキー(disagreement hierarchy)」という基準を提示し、最低レベルの「DH0」から、最高レベルの「DH6」までを説明しているもので、とても面白い。 各レベルを私なりに、翻訳の訳文も借りながらまとめると、以下のような感じ。 DH0. 罵倒(Name-calling): 「この低能が!!!」といったもの。発言者に対する罵

  • 「理系」「文系」の区分は日本だけ 「人文科学」「社会科学」「自然科学」の違い - モジログ

    読書猿Classic - サルでも分かる人文科学/社会科学/自然科学の見分け方(分割図つき) http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-199.html これは素晴らしいエントリ。「人文科学」「社会科学」「自然科学」の違いがあやふやだと感じている人は必読。 茶・青・赤の3色で示されている3種類の「線引き」は次の通り。 (1)理系/文系の区分……茶色の実線 (2)humanities と the science (あるいはartsとsciences)という区分……青色の二重線 (3)質主義(essentialism)と構成主義(constructivism)の区分……赤い点線 <ぶっちゃけて言えば、理系/文系の区分は「日だけ」である>。 <humanities(ヒューマニティ)とscience(サイエンス)が「文系/理系」の訳語とされる

  • 「自立的尊厳観」と「依存的尊厳観」 宮台真司「尊厳と国家について」(1999) - モジログ

    MIYADAI.com - 尊厳と国家について(熊日日新聞 1999年5月2日(日)朝刊一面・論壇) http://www.miyadai.com/texts/kumanichi/02.php <人間の尊厳とは何か。思想史上二つの考え方がある。一方に、崇高なるもの・大いなるものとの一体化で得られる自尊心こそが尊厳だとする尊厳観がある。他方に、尊厳とは社会関係の中での自由な試行錯誤の積み重ねで得られる自尊心だとする尊厳観がある>。 <双方とも考え方の歴史は古いが、前者は一九世紀のドイツ国法学において洗練、後者は一八~一九世紀の英国自由主義哲学で洗練された。先の大戦で枢軸国側(日独伊など)は例外なく前者を採用し、連合国側(英米仏など)の大半が後者を採用していた歴史がある>。 <この分岐は愛国心についての思考を規定する。国法学的思考では、一体化の対象たる大いなるものイコール国家となる。自由主義

  • 解雇規制は労働者の利益になっているのか? - モジログ

    ニート海外就職日記」で、私が以前書いた「なぜ日ではブラック会社が淘汰されないのか 日は雇用の流動性が低いから、労働者の価値が低い」が採り上げられている。 ニート海外就職日記 - 解雇規制の撤廃とクソ労働環境の交わらない関係。 http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/blog-entry-294.html <確かに現状では会社側からの解雇が制限されているので、労働市場が硬直化して、「入り難く、出難い(転職し難い)」社会が築かれている。その結果、過剰なまでの新卒至上主義(新卒カードw)が幅を利かせたり、年齢制限があったりで転職のハードルが高く、ブラック会社に捕まっても後先考えると動くに動けなかったりする。だからこそ淘汰されるべきクソ会社が淘汰されずにノウノウと図太く生き延びてるって一面はあるだろう>。 この部分はまったくその通り。 <これがもし解雇規制を

    choplin
    choplin 2009/09/25
    海外ニート氏のブログもこのブログも愛読させていただいているが、この議論についてはmojix氏の立場に賛成。というより海外ニート氏はどうすればいいと考えているのか、立ち位置が今いちよく分からない。
  • 「杏マナー」に「夏ワナー」 文字列傾斜錯視 - モジログ

    ウィキペディア - 錯視 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8C%AF%E8%A6%96 <錯視(さくし)とは、視覚に関する錯覚のことである。俗に「目の錯覚」ともよばれる。生理的錯覚に属するもの、特に幾何学的錯視については多くの種類が知られている。だまし絵とはことなる原理による>。 さまざまな錯視が解説されていて面白い。個人的に好きなのは、独立ページにもなっている「カニッツァの三角形」。 ポップル錯視(文字列傾斜錯視) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8C%AF%E8%A6%96#.E3.83.9D.. <平行に並べた図形の模様を均等に上下にずらすと、図形が傾いて見える錯視。ツェルナー錯視のように並べると顕著になる。なお、パソコンの活字体でもこの傾向が見られ、「杏マナー」とパソコンで入力すると、文字が右下がりになっていること

  • 写真は「引き込む」、文は「離さない」 - モジログ

    リテラシーマーケティング研究所 - 「写真と文」というジャンル http://bizliteracy.net/2009/07/26/photo-story/ <「写真」でもなく「文」でもなく、「写真と文」というひとつのジャンルがあっていい>。 <写真を専門にしている人の中には、嫌がる人が多いかもしれない。 写真は写真として、写真だけで評価されるべきだ、と。 文を専門にしている人も同じだろう。 その道のプロの人たちのそういう矜持は当然であり、よく分かる>。 <ただ、個人的には、「写真と文」の両方で表現された作品がとても好きだ>。 これは共感。「写真と文」は、たしかに「写真」でもないし、「文」でもない。 「写真と文」がいいのは、写真の強みと、文の強みが補完しあうからだと思う。 写真は「引き込む」のが得意だ。写真があると目立つ。すぐそこに目が行く。 しかし写真だけだと、ずーっと見ている人は少ない

  • 「個人」に責任を帰属させず、「空気」のなかに責任を拡散してしまう日本 - モジログ

    菊澤研宗のブログ ダブルKのブログ - 「空気」という言葉で逃げるべきではない http://kikuzawa.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-fb77.htmlNHKが流した海軍反省会でのテープで話しているのは、海軍でもある程度の地位のあった人々だ。その会話でやたらに出てくる言葉があった。それは、山七平が使った「空気」という言葉だ。 この「空気」という言葉は、見えていないものでも存在しているのだということを表すのに、あるいは言葉では表せないものを表せるメタファーとして、非常に印象的な言葉であった>。 <「海軍にはそういった空気があった」「そういった空気では心がいえないのだ」「そういった空気があったので、それはだめだといえなかった」・・・・・ 結局、すべて「空気」のせいにしているのだ。私は、そうではないだろうと言いたくなった>。 <あなたたち

  • 「引用」「編集」「翻案」「改変」「アイディア借用」の違い - モジログ

    企業法務マンサバイバル - 引用/編集/翻案/改変/アイデア借用の違いを図で表すとこうなる http://blog.livedoor.jp/businesslaw/archives/51842499.html <著作権法に引用、編集、翻案、改変に関する規定はあれど、その違いが頭の中できちんと整理できているか、説明ができるか、といわれるとなかなか自信が持てないのではと思いますが、この図は、 ・原著作物からみた依拠/離脱度合い ・その行為によって生まれる成果物 に着目して一目瞭然に表現した、すばらしい図だと思います>。 勁草書房 - 林紘一郎・名和小太郎著『引用する極意 引用される極意』 http://www.keisoshobo.co.jp/book/b26521.html というのP.55にある図とのこと。 このは主に、論文を書く研究者に向けて書かれているようだが、「引用される極意」と

  • なぜ日本ではブラック会社が淘汰されないのか 日本は雇用の流動性が低いから、労働者の価値が低い - モジログ

    ニート海外就職日記 - ブラック会社が淘汰されない仕組み。 http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/blog-entry-270.html 「ブラック会社がダメだ」という問題意識自体が正しいことは、疑問の余地がないだろう。しかし、それを生み出す原因(構造)が何なのか、それをどう解決すべきなのか、という点に関しては、よくある間違った見方がコメント欄にたくさん出ていて、危ういものを感じた。日の雇用問題を理解するのにいい題材だと思うので、このブログでは何度も書いている話だが、あらためてコメントしてみたい。 <ただ、ブラック会社が今日もノウノウと図太く生き延びてる原因は日人の仕事観、性格と言った部分に因るところも大きいと思う。以前も書いたけど、もし海外で連日終電帰宅、休日出勤当たり前、有給何それ?みたいなクソ会社があるとすれば、間違いなく淘汰される。ってのは、何

  • 「みんなの党」のマニフェストには「同一労働同一賃金」や「負の所得税」もある - モジログ

    ここ数日、「みんなの党」の政策や関連情報などをちょこちょこ読んでいるが、そのしっかりした理念と政策にあらためて共感している。 みんなの党 - 結党宣言 http://www.your-party.jp/about.html <我々は、当たり前の自由社会、当たり前の民主主義、当たり前の国家を希求する。しかるに、日の国家経営の歪みは、自民党政権下で持続不可能な極点に達した。霞が関が、政治をコントロールする「官僚内閣制」、地方を支配する「中央集権体制」、民間を統制する「天下りネットワーク」。これらの「戦後レジーム」が劣化し、国家衰亡の根原因となっている>。 <こうした中で我々は、まずは、非自民勢力を結集し、総選挙で少なくとも「政権交代」を実現したいと考えている。長年続いてきた自民党と霞が関・官僚との「腐れ縁」を断ち切るだけでも、秘匿された情報や隠された財源等が明るみになり、この国の政治・行政

    choplin
    choplin 2009/08/12
    確かにいい みんなの党応援してます!
  • アメリカ人は「希望駆動型」、日本人は「危機感駆動型」 - モジログ

    昨日のエントリで触れた「いい加減「情緒政治」と決別せよ」という記事がとても面白く、著者である竹中正治氏の力量を確信したので、竹中氏の『ラーメン屋vs.マクドナルド』という新書を買ってみた。 新潮新書 - 竹中正治『ラーメン屋vs.マクドナルド―エコノミストが読み解く日米の深層―』 http://www.shinchosha.co.jp/book/610279/ テーマとしては「経済から見た日米比較文化論」という感じので、これが予想通りの面白さだった。 竹中正治(たけなか・まさはる)氏は、東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)、国際通貨研究所を経て、今年4月より龍谷大学経済学部教授になったというキャリアの持ち主である(「いい加減「情緒政治」と決別せよ」の末尾にプロフィールがある)。為替・通貨のプロであり、ワシントンDCでエコノミストとして活躍していたとのことだ。 竹中氏の文章は、その知識・経

    choplin
    choplin 2009/08/03
    日本はほめない、アメリカはほめるという有名な説を 「危機感駆動型」「希望駆動型」として定型化して考察
  • 民主党は「小さな政府」で「規制強化」? - モジログ

    先日の「(自民党と民主党は)両政党の違いよりも、政党内部の違いの方が大きい」に関連して、ピッタリの記事があった。 日経ビジネスオンライン - 独自調査で分かった「政界再編予想図」 第1回政策アンケート 議員編 経済政策を軸に議員の音を徹底分析 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080627/163910/ 2008年7月の記事で、自民党と民主党の議員に対して、経済政策についてアンケートを取ったものだ。アンケートの結果に基づき、タテ軸を「市場経済のあり方」、ヨコ軸を「政府のあり方」として、各議員の政策的立場をプロットしている。赤いひょうたん型の分布が自民党で、緑の四角型の分布が民主党だ。 <小さな政府で格差是正に力を入れる――。民主党議員が目指す経済政策の方向をひと言でいうとこうなる>。 <民主党議員と自民党議員の立ち位置の違い

    choplin
    choplin 2009/08/02
    自民党と民主党のポリティカルコンパス しかし民主党はほんとに規制よりだね まぁ党として一つにまとまっているということか
  • 「精神論」より「制度論」を - モジログ

    ニート海外就職日記 - 入社3年内の離職率35.9%――指導が必要なのは学生ではなくクソ会社w。 http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/blog-entry-273.html <おいおい、離職率の高さは単にクソブラック会社を野放しにして好き放題に搾取させてるからだろうが!いかにも学生の職業・勤労観に問題があるような言い方だけど、一番問題があるのは嘘だらけの求人広告で人を集めて、いざ入ってみたらクソブラックのくせに「ああ、あの求人広告は建前」とかホザイてるクソ会社だろ? しかも「社会人wなら仕事を優先させるのが当たり前」みたいな社畜の価値観を押し付け、サビ残、休日返上でろくに休みも与えず、クソ労働環境で理不尽だらけの我慢大会を課せば3年も続く方が奇跡だよ。まあ、この35・9%の多くはキャリアアップみたいなポジティブな理由でヤメたんじゃなくて、我慢の限界まで追

  • ITは「理系」なのか? - モジログ

    ITは一般に「理系」と見なされていると思うが、私はこれはちょっと違うような気がしている。 私は理系だったが、初めてコンピュータを買ったのは27歳のときで、それまではコンピュータと無縁の人間だった。大学のときもコンピュータの授業があったが、まったく理解できず、興味も持てなかったので、課題なども友達のものをただ写して、意味もわからず提出していた。 いまはほぼ誰でもネットを見ているし、昔よりもPCが一般に普及しているので、その結果として、理系でPCが苦手な人というのは少なくなっていると思う。しかし、理系だからコンピュータが得意、という因果関係はやはり成立しないような気がする。 IT業界の中にいる人はわかると思うが、一般的にIT業界で求められるスキル・専門性は、理系的な論理性というよりも、「ものをつくる」のに必要な職人性だ。理系的な論理性というのは、少ない原理から多くのものをロジカルなステップによ

    choplin
    choplin 2009/07/10
    ITエンジニアには語学力が必要か、、、 欲しいね
  • ITエンジニアにコンピュータ・サイエンスは必須か - モジログ

    一昨日のエントリ「ITは「理系」なのか?」を補足したい。 私がここで主に想定し、前提にしていた「ITのスキル」は、SEやプロジェクト・マネージャーのように対人スキルを要求される職務ではなく、純粋に「プログラミング」や「設計」のスキルだった。 このエントリのはてなブックマークを見ると、この部分について私の書き方があいまいだったために、私の意図と違うように受け取られているものがあると感じた。これは私の書き方が言葉足らずだったことを認める。 ここで、「コンピュータ・サイエンスをきちんと学んでいないとダメだ」といった趣旨の意見があった。これこそ、「ITは「理系」なのか?」で私が主題にしたかったポイントであり、まさにこのような考えかたに対して、私はちょっと違う気がする、ということが言いたかったのだ。 コンピュータ・サイエンスの知識は、もちろんあったほうがいい。しかし、ないとダメということもないと思う

    choplin
    choplin 2009/07/10
    ITエンジニアには必ずしもサイエンスは必要でない むしろいい文章を書く文芸の能力がいる
  • トニー・ホーアによる「科学と工学の違い」 - モジログ

    code monk - Tony Hoare, man of Science http://drj11.wordpress.com/2009/07/04/tony-hoare-man-of-science/ 先日開かれたEuroPythonカンファレンスにおいてトニー・ホーア(Tony Hoare)(クイックソートの発明者として有名なコンピュータ科学者)がおこなった講演を紹介している。 Sir Tony Hoare (Microsoft Research) 講演は「The Science of Computing and the Engineering of Software」というもので(資料の.ppt)、コンピュータ科学とソフトウェア工学の関係、アプローチの違いを主題にしたもの。 講演の要点は、ほぼ以下の図にまとめられる(資料の12ページ目)。 これは面白く、わかりやすい対比だと思う。

    choplin
    choplin 2009/07/10
    科学はcorrectness 工学はdepedability を求める
  • ポスドク採用で480万円支給 これはもう「税金をいかにムダ使いしつづけるか」というゲームだ - モジログ

    asahi.com - ポスドク採用で480万円支給 文科省、企業の募集開始(2009年6月30日5時41分) http://www.asahi.com/politics/update/0629/TKY200906290253.html <大学や研究機関の「ポスドク」と呼ばれる任期付き博士研究者(ポストドクター)を採用した企業に、1人あたり480万円支給――。科学技術振興機構が29日、対象企業の募集を始めた。不安定な立場のポスドクの就職を促すための緊急措置だ>。 <企業側が出したポスドクの研究計画をもとに審査を行い、採用時点で480万円を支給。1年間だけの「使い捨て」にならないように、成果や雇用が継続されているかの確認もする>。 政府の税金ムダ使い事例は枚挙に暇がないが、この「ポスドク採用に補助金」というのは、ほんとうにマンガみたいな話だ。 さんざん税金をかけて育てた博士(ドクター)が、就

  • 梅田望夫進化論 - モジログ

    先日ITmediaに載った梅田望夫インタビューがすごい反響だ(はてなブックマークのページから、関連ページが辿れる)。特にネガティブな反応が実に多くて、これは私もひとこと書いておきたいと思ったので、書くことにする。 最初に結論を書くと、「梅田望夫はだんだん自然体になっている」んだと私は思う。いまの梅田さんのほうが、おそらく来の梅田さんの姿だ。 『ウェブ進化論』のときの梅田さんは、主にネット側(「あちら側」)に立って、そこからリアル側(「こちら側」)を「啓蒙」する立場だった。 当時の日では、いまよりもネットに対する疑いやマイナスイメージがまだ強かったし、グーグルの圧倒的な強さやその意味なども、一般レベルではそれほど知られていなかった。この状況で、『ウェブ進化論』はグーグルをはじめとするウェブの新技術、それが切りひらく新しい社会を一般に知らしめるという役割があった。だからここでの梅田さんは、