衆院北海道5区の補欠選挙(24日)で、自民党の町村信孝氏(66)に敗れた民主党の新人候補、中前茂之氏(38)が、ネット上で思わぬ人気者になっている。 選挙期間中、選挙カーから体を投げ出して「箱乗り」し、有権者に手を振る姿が「すごすぎる」と掲示板やブログなどで注目を集めているのだ。 なぜこんなアクロバティックな格好をしたのか。落選から一夜明けた中前氏を直撃した。 「あえて名前をつけるなら、イナバウアーならぬシゲバウアー。全方位の方に見てもらうために編み出した技です」 一部のネットユーザーからは「道交法違反では」と指摘する声もあるが、「細かくは規定を確認していませんが、法令順守が基本姿勢です。クルマから落ちないようにだけは気を付けていました。もっとも選挙には落ちてしまいましたが、ハハハ」。 “痛い”逆に座布団1枚−。