相次いで鳥インフルエンザウイルスが検出された、新潟県の関川村と上越市の養鶏場で、新潟県は合わせて54万羽のニワトリの処分を進めていていますが、このうち関川村では、2日にも処分が終了する見通しです。 また、農林水産省は関川村の養鶏場から検出されたウイルスを詳しく分析した結果、高病原性のH5N6型のウイルスだったと発表しました。H5N6型の鳥インフルエンザウイルスは先月、韓国の農場で感染が広がっているほか、国内の野鳥からも検出されています。 一方、上越市の養鶏場でも、30日夜、死んだニワトリからH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。このため県は、23万羽すべての処分を始め、午後6時現在、全体の6%にあたる1万3000羽余りが処分されたということです。 県では、国などから資材の支援を受けて作業を急ぐことにしていて、今月4日までに終えたいとしています。