シリア第3の都市ホムスで、内戦によって破壊された建物の間を歩く市民(2016年9月19日撮影)。(c)AFP/Louai Beshara 【3月13日 AFP】6年前に始まったシリア内戦による死者はこれまでに32万人以上に上っていると、在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が13日、発表した。 同監視団によると、2011年3月、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領に対する抗議行動に端を発したシリア内戦による死者数は、これまでに32万1358人に達している。 このうち約9000人は、アサド政権と同盟関係にあるロシアと反体制派を支援するトルコの両国の仲介で昨年12月、シリア全土に停戦が発効されて以降の死者だ。ただし同監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表