奈良公園の鹿が新型コロナウイルスによる観光客の減少で、餌を与えられる機会が減り、周辺の山で草を探すようになるなど、野生の状態に近づいていることが北海道大学などの調査でわかりました。グループでは、草をしっかり食べるようになって栄養状態がよくなり、出産の増加などにつながる可能性もあるとしています。 グループでは新型コロナウイルスによる観光客の減少で、国の天然記念物に指定されている「奈良のシカ」の行動に、どのような変化が出ているか調査しました。
シロヤマザクラが見頃を迎え、淡いピンク色に染まった吉野山=2日午後、奈良県吉野町(共同通信社ヘリから) 山肌を埋め尽くすように桜が咲き誇る光景から「一目千本」と呼ばれる名所、吉野山(奈良県吉野町)で2日、シロヤマザクラが見頃を迎えた。例年に比べ早い開花で、観光客は淡いピンク色に染まった山の散策を楽しんだ。 桜は約3万本あるとされ、麓の近鉄吉野線吉野駅周辺から山上に向かって、順々に開花していく。吉野町によると、標高の低い桜の密集エリア「下千本」と「中千本」は2日までに満開を迎えた。より高い「上千本」は3日、山頂付近の「奥千本」は10日に満開になる見込みだ。 今年は花見客を運ぶロープウエーが故障のため運休しており、臨時バスが増便された。
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