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ミツバチの大量死との関連が指摘される「ネオニコチノイド系」と呼ばれる農薬を、農場周辺で検出されたのと同程度の低い濃度でミツバチに与えると、寿命が2割ほど短くなったり女王蜂の数が減ったりしたとの実験結果を、カナダのチームが30日付米科学誌サイエンスに発表した。 ネオニコチノイド系農薬は日本を含む世界各地の農地で広く使われている。現実に近い条件の実験で、農作物の受粉を助けるミツバチに深刻な影響が確認されたことで、使用規制を求める声が強まりそうだ。
失業率が低下しているが賃金の上昇が遅く、物価の上昇ペースも緩やか、という現象が日本だけでなく世界的に起きている。 欧州中央銀行(ECB)はユーロ圏の景気回復に自信を深めているが、賃金と物価が相互に影響を及ぼして上昇していく動きは、以前よりも弱いと首をかしげている。このため、6月8日の記者会見でマリオ・ドラギECB総裁は、早期の金融政策正常化を市場が織り込まないようにけん制した。 一方、英国のインフレ率はイングランド銀行(BOE)の目標値2%を上回っている。だが、これは欧州連合(EU)離脱に関連するポンド下落による輸入価格上昇の影響が大きい。6月20日にマーク・カーニーBOE総裁は、賃金の伸びが弱いため、当面は政策金利を上げずに様子を見ると述べた。 また、米国の失業率は17年ぶりの低水準を示している。インフレの過熱を予防するため、米連邦準備制度理事会(FRB)は6月15日に今年2回目と
行財政専門情報サービス 全国の新聞社43社と共同通信社が提供する行財政ニュースサービスです。中央省庁や多くの自治体でご利用いただいています。 総務省が30日発表した5月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は28万3056円で、物価変動を除いた実質で前年同月比0.1%減だった。マイナスは15カ月連続で、比較可能な2001年以降で最長を更新した。衣料品や食品への支出額が低迷した。 家計の節約志向が根強く、消費の停滞が長期化していることを裏付けた。これまでの最長はリーマン・ショックを挟んだ08年3月~09年4月の14カ月連続だった。 自営業などを除いたサラリーマン世帯の消費支出は実質2.3%増の31万5194円で、2カ月ぶりの増加。
海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)の地球深部探査船「ちきゅう」が2012年に八戸沖の海底下から取り出した地層から、約2千万年前に陸地と一緒に海に沈んだとみられる菌類が採取されたことが29日、同機構への取材で分かった。69の菌類が見つかり、このうち「スエヒロタケ」の一種を培養すると子実体(キノコ)を形成した。人類の誕生以前の菌類であり、現代と比較することで人の活動が地球の生命進化に与えた影響などを知る手掛かりとなる可能性がある。 菌類はアクレモニウムやスエヒロタケ、アオカビなどで、一般にはカビやキノコとして知られる。古代の森林や湿地に生息していた菌類の胞子が海底下で保存され、研究室での培養でよみがえったとみられる。 掘削調査は日本や中国、ドイツなどの研究機関が参加する国際チームが12年7~9月に八戸沖80キロメートルで実施し、海底下約2500メートルまでの古い地層を取り出した。その結果、
菌類や微生物は海底下の未成熟な石炭層で見つかった。かつてはユーラシア大陸沿岸の陸地の森林や湿地だった場所で、日本列島の形成過程でおよそ2千万年前に海に沈んだとみられる。菌類や微生物も一緒に沈み、現代まで生き残っていたことになる。 研究成果はチャン・ホン・リュー氏(中国・南京大学)や稲垣氏らのチームが専門誌で発表した。 以前に見つかった微生物は未成熟の石炭を食べ、天然ガスやメタンハイドレートの元となるメタンを生成することが分かっている。稲垣氏は「八戸沖の掘削結果にはまだまだ色んな発見の余地があり、今も研究が続いている」と話した。 ■ちきゅう 海底下7千メートルまで掘削できる能力を持つ科学掘削船。2005年7月の完成直後、八戸港を拠点に太平洋沖で試験掘削を行った。11年3月の寄港中に東日本大震災の津波被害に遭い、八戸沖での2度目の掘削を断念。12年7~9月に再挑戦した。メタンハイドレートな
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