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ブックマーク / www.asahi.com (390)

  • 死蔵されていた若冲の贋作、「本物ですよ」 特別公開へ:朝日新聞デジタル

    京都市と京都府八幡市の社寺など21カ所で実施される「京都非公開文化財特別公開」(京都古文化保存協会など主催、朝日新聞社特別協力)は28日から格的に始まる。江戸中期に活躍した奇想の画家、伊藤若冲(じゃくちゅう、1716~1800)の作品も伊藤家の菩提(ぼだい)寺・宝蔵寺で公開される。 3年前、ミホミュージアム(滋賀県)の岡田秀之学芸員(41)に小島英裕(えいゆう)住職(49)が1幅の掛け軸を見せた。これまで、若冲の贋作(がんさく)とされ、桐(きり)箱にしまわれたままだった作品だ。 「偽物で……」と恐縮する小島さんに岡田さんは告げた。「物です。いいものですよ」。若冲筆「竹に雄鶏図」だった。「紙や墨の性質を把握し、墨のにじみをコントロールして鶏の羽根を見事に描いている」と岡田さん。 寺には若冲筆の拓版画「髑髏(…

    死蔵されていた若冲の贋作、「本物ですよ」 特別公開へ:朝日新聞デジタル
  • 「バルス」、別ポーズ案も ジブリ元スタッフ回顧録続々:朝日新聞デジタル

    スタジオジブリの元スタッフによる回想録の出版が相次いでいる。草創期の宮崎駿監督の苦悩、プロデューサーの仕事術、波瀾(はらん)万丈の世界展開、アニメーターらの汗と涙の奮闘記――。どのからも「ジブリ(サハラ砂漠に吹く熱風)」の名にふさわしい、熱い息遣いが伝わってくる。 5日刊行の「もう一つの『バルス』 宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代」(講談社)は、怪談「新耳袋」シリーズで知られる作家の木原浩勝が、1986年のジブリ第1作「ラピュタ」に打ち込む宮崎の鬼気迫る姿を活写する。木原は当時、各部門のつなぎ役の「制作進行」で、宮崎の話し相手にもなった。 スタジオの未来がかかる第1作。45歳の宮崎は「絶対失敗できない」と自らにプレッシャーをかけ、その黒髪は完成時に真っ白になった。没にしたアイデアの数々を見ていた木原は「天才だから、という言葉で片づけられない苦悩と努力を書き残しておくべきと思った」と語る

    「バルス」、別ポーズ案も ジブリ元スタッフ回顧録続々:朝日新聞デジタル
  • 「名古屋飛ばしを明言した」 河村市長、首相に抗議検討:朝日新聞デジタル

    河村たかし名古屋市長は3日、安倍晋三首相が今国会の所信表明で地方創生について「東京と大阪を大きなハブ(結節点)とする」と演説したことに対し、「国会で『名古屋飛ばし』を明言した。抗議したほうがええ」と述べ、抗議を検討していることを明らかにした。 河村氏が発言したのは、3日の市幹部会。首相の所信表明演説について、「名古屋がすっぽり抜け落ちている。『最も行きたくない街ナゴヤ』も笑い事では済まん状況になる。内閣がこういうことを言うとは何事だ」と不満を語った。 河村氏には、名古屋港が国の予算を重点配分する「国際コンテナ戦略港湾」の選に漏れるなど、名古屋が国の戦略から取り残されているとの危機感がある。この日は愛知県の製造品出荷額や名古屋港の貿易黒字額も引き、「この地域は圧倒的な日の金もうけの原点だ」と訴えた。 首相は9月26日の所信表明で、リニアも含む新幹線整備について「東京と大阪を大きなハブとしな

    「名古屋飛ばしを明言した」 河村市長、首相に抗議検討:朝日新聞デジタル
  • 「人口減を悔やむ発想から早く飛び出せ」 自民・小泉氏:朝日新聞デジタル

    小泉進次郎・自民党農林部会長 人口減少は不可避です。仮に明日、出生率が人口を維持できるという2・07にいきなりなったとしても、日の人口減は当面止まりません。だとしたら、今我々が持つべき発想はなんでしょうか。 皆さんは将来に悲観的な1億2千万人の国と、未来に楽観的で自信を持つ6千万人の国だったら、どちらの方が未来があると思いますか。極端な例かもしれませんが、私は悲観的な1億2千万人の国より楽観と自信を持った6千万人の国の方がよっぽど強いと思う。 最大の日の課題は、人口減少と少子化にある。その打開策は、毎年減り続けることを悔やむ発想から早く飛び出して、減る中でもやっていけるという成功例を生み、人口減少でも大丈夫だという楽観と自信を生むこと。それが結果として将来、人口が下げ止まる環境を作り、新たな日の発展への道を描く。私はそういう考えでいます。(東京都港区での講演で)

    「人口減を悔やむ発想から早く飛び出せ」 自民・小泉氏:朝日新聞デジタル
  • 象牙市場の全面閉鎖、アフリカが提案 日本は反対姿勢:朝日新聞デジタル

    アフリカのヨハネスブルクで開かれている野生動植物保護のためのワシントン条約締約国会議で26日、絶滅が危惧されるゾウの保護に関する議論が第2委員会で始まった。アフリカ諸国などは象牙を狙った密猟を止めるため、すべての象牙市場を閉鎖すべきだと提案。日は国内市場の存続を訴えていく方針で、会議の紛糾が予想されている。 提案国の一つのニジェールはこの日、「合法と違法の象牙を見分けるのは難しい。取引市場の閉鎖は密猟への有効な手段だ」などと主張。日は委員会での発言はなかったが、報道陣の取材に「(日)国内の象牙市場は適切に管理されている」などと述べ、全面閉鎖には反対の姿勢を示した。議論はこの日の委員会ではまとまらず、作業部会で継続して審議されることが決まった。 アフリカでは象牙を目的としたゾウの密猟が止まらず、国際自然保護連合(IUCN)は25日、アフリカゾウの個体数は37カ国で推定約41万5千頭で

    象牙市場の全面閉鎖、アフリカが提案 日本は反対姿勢:朝日新聞デジタル
  • もんじゅ廃炉へ最終調整 地元と意見交換 年内にも結論:朝日新聞デジタル

  • 余分な光合成、青い光でストップ 燃料生産への応用期待:朝日新聞デジタル

    強すぎる青い光は、水中や水際にすむ藻類などの植物にとって光合成の「停止信号」。そんな仕組みを基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などのグループが解明した。藻類から作るバイオ燃料の大量生産に応用できる可能性があるという。14日付の英科学誌ネイチャー電子版に論文が掲載される。 真夏の直射日光など強すぎる光に当たると、植物は集めた光を熱にして捨て、光合成を抑制する。こうしたブレーキのような機能があることは分かっていたが、詳細は不明だった。 研究所の皆川純教授(植物生理学)らのグループは、クラミドモナスという藻の仲間が光を熱にして捨てる時に作るたんぱく質に着目した。12色の光を当てて調べた結果、青い光を当てたときにこのたんぱく質が多く作られることが分かった。 青い光を感知する機能を無くし…

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  • 飯舘に牛が戻ってきた 繁殖農家「再開でき励みに」:朝日新聞デジタル

    【動画】原発事故後に福島県飯舘村から避難していた繁殖用の雌牛4頭が、子牛や孫牛を連れて帰還=伊沢健司撮影 原発事故後、飯舘村から避難していた繁殖用の雌牛4頭が16日、自ら生んだ子牛や孫牛を連れて、5年3カ月ぶりに村の牛舎へ戻ってきた。震災前、福島県内有数の畜産地帯だった飯舘村では、3世代の「里帰り」に、村再興への期待が膨らんでいる。 ◇ 猪苗代町の県農業総合センターの牛舎。16日午前、飯舘村の繁殖農家の山田長清さん(65)の13頭の牛たちが、次々とトラックへ乗り込んだ。このうち4頭は2011年6月に村から避難させた牛だ。 あれから5年3カ月。4頭から子牛、そして孫牛が生まれ、今回、計13頭の大所帯での帰郷となった。 2時間以上かけて、牛たちと一緒に村に到着した山田さんは農家の仲間から「お帰り」と迎えられ、照れくさそうに「やっぱり、自分の牛舎に牛がいるのは、うれしいね」。 原発事故で、村は1

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  • 島根)三江線廃止、川本町で説明会 バス転換に理解要望:朝日新聞デジタル

  • 青森で25歳一人暮らし、時給いくら必要? 県労連試算:朝日新聞デジタル

    青森市内で25歳男性が1人で生活するのに最低限かかる「最低生計費」を時給に換算すると1243円――。青森県労働組合総連合(県労連)が独自調査を基にした試算を発表した。一方、現在の県内の最低賃金は時給695円。青森労働局は「最低賃金は生活保護費との整合性を重視し、算出方法が異なる」という。 調査は7年ぶりで、学生を除く30代までの単身者52人に持っている家財道具や衣類、普段の事などをアンケートした。憲法が定める「健康で文化的な最低限度の生活」水準に照らすと最低生計費は月額21万6083円。法定労働時間(月173・8時間)の時給換算で1243円となった。 県内には正規・非正規を問わず、最低賃金に近い額で雇っている事業所も少なくなく、最低限の生活のために親の仕送りを受けたりダブルワークに追われたりしているケースも多いと考えられるという。 最低賃金を巡っては、青森地方最低賃金審議会が8月23日、

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  • 島根)焼き畑方法で放置竹林活用 島根大生ら試み:朝日新聞デジタル

  • 制御棒処分、70m以深 国の管理10万年 規制委方針:朝日新聞デジタル

    原子力規制委員会は31日、原発の廃炉で出る放射性廃棄物のうち、原子炉の制御棒など放射能レベルが比較的高い廃棄物(L1)の処分の基方針を決定した。地震や火山の影響を受けにくい場所で70メートルより深い地中に埋め、電力会社に300~400年間管理させる。その後は国が引きつぎ、10万年間、掘削を制限する。これで、放射能レベルの高いものから低いものまで放射性廃棄物の処分方針が出そろった。 原発の廃炉で出る放射性廃棄物は、使用済み核燃料から出る放射能レベルが極めて高い高レベル放射性廃棄物と、L1、原子炉圧力容器の一部などレベルが比較的低い廃棄物(L2)、周辺の配管などレベルが極めて低い廃棄物(L3)に大きく分けられる。 埋める深さは放射能レベルによって変わる。高レベル放射性廃棄物は地下300メートルより深くに10万年、L2は地下十数メートル、L3は地下数メートルとの処分方針がすでに決まっていたが、

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  • 縄文人の核DNA初解読 東アジア人と大きく特徴異なる:朝日新聞デジタル

    縄文時代に日列島で狩猟採集生活をしていた縄文人の遺伝的特徴は、東アジアや東南アジアの人たちとは大きく離れていることがDNA解析でわかった。縄文人のルーツを考えるうえでの手がかりになりそうだ。総合研究大学院大学や国立科学博物館などのチームが、人類学の専門誌ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクスに1日発表した。 福島県北部の三貫地貝塚で出土した約3千年前の縄文人2人の歯から、細胞核のゲノム(全遺伝情報)解読を試みた。約30億個ある塩基のうち、約1億1500万個の解読に成功した。縄文人の核DNAの解読は初めて。 世界各地の現代人のDNAと比較したところ、中国南部の先住民や中国・北京の中国人、ベトナム人などは互いに近い関係にあるのに対し、縄文人はこれらの集団から大きく離れていた。 現生人類ホモ・サピエンスは、…

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  • 「行きたくない街」は名古屋 市自ら調査、つらい結果に:朝日新聞デジタル

  • 「セブン」なぜ急増? 熊本地震、検索から見えたニーズ:朝日新聞デジタル

    検索データを振り返ると、人々のニーズをたどることができる――。熊地震の直後、生活インフラに関する言葉がどう検索されていたのか、熊県庁で被災者支援に当たっていた木村敬・前総務部長(42)に、当時を…

    「セブン」なぜ急増? 熊本地震、検索から見えたニーズ:朝日新聞デジタル
  • 宮城のホヤ、最大1万4千トン処分へ 復活の夏のはずが:朝日新聞デジタル

    三陸の夏の味覚として知られるホヤが宮城県で大量に処分されている。東日大震災で壊滅的な被害を受けたが、今夏は復活を見込んでいた。何があったのか。 全国有数の産地、宮城県石巻市の漁港で8月中旬、漁網に入った大量のホヤが引き揚げられた。県内各地で連日、100トン以上が水揚げされるが、大半は計量後、大型トラックに積み込まれ、市場には向かわず冷凍倉庫に運び込まれる。地元漁協の担当者は「とにかく引き揚げないと、時化(しけ)のときに落ちて海が汚れる。新しい種付けもできない」と説明する。 ホヤは独特の形や感で知られ、「海のパイナップル」と呼ばれる珍味だ。宮城県は国内シェアの約8割を占める一大産地で、震災前の養殖量は年間9千トンほど。 震災の津波で養殖いかだは大きな被害を受けたが、水産庁や県の補助金がつぎ込まれて復旧が進んだ。それなのに、震災翌年の2012年末から13年の年明けにかけて養殖を始めてべ頃

    宮城のホヤ、最大1万4千トン処分へ 復活の夏のはずが:朝日新聞デジタル
  • アマゾン「お坊さん便」、反発する仏教会に想定外の批判:朝日新聞デジタル

    アマゾンでクリック、カートに入れて決済すれば、やがてお坊さんが自宅にやってくる。僧侶手配サービス「お坊さん便」は、そのユニークなネーミングもあって大きな反響を呼びました。仏教界が販売の中止を求めても商品化が止まらない背景には、頼む側、頼まれる側双方に事情があるようです。 受話器から、ため息交じりの声が聞こえた。 「試しにクリックしたら、在庫切れって表示されたんです。僧侶がモノ扱い、在庫扱いですよ」 昨年12月、ネット通販大手アマゾンに法事や法要に僧侶を手配するサービス「お坊さん便」が出品され、ネット上やテレビで話題になった。旧知の僧侶に電話で感想を求めると、こんな答えが返ってきた。 「宗教の商品化」に、仏教の主な宗派でつくる全日仏教会(全仏〈ぜんぶつ〉)は黙っていなかった。昨年暮れ、当時の斎藤明聖(あきさと)理事長名で「宗教に対する姿勢に疑問と失望を禁じ得ない」との談話を発表。今年3月に

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  • シカ逃げ回ったあげく…自らサッカーゴールに 函館:朝日新聞デジタル

    4日午前10時5分ごろ、北海道函館市松陰町の路上を「シカが歩いている」と、住民から函館中央署に通報があった。シカは学校や住宅などが立ち並ぶ市街地を逃げ回り、約2時間後に高校のサッカーゴールに飛び込んだところを捕獲された。けが人はなかった。 同署によると、シカはオスで体長約1・5メートル、4歳ほどとみられる。市内の遺愛女子中学・高校の東側付近で最初に発見され、途中で乗用車にぶつかるなどしながら市電通りを横断し、北海道函館工業高校のグラウンドに逃げ込んだ。 同署員や猟友会員ら約50人が出動。グラウンドでは大きなネットを張るなどして追い込んだところ、最後は自分でネットに飛び込んだという。捕獲されたシカは、市街地から北に離れた東山付近に放された。 猟友会員は「こんな街中にシカが出たのは初めて」と驚いていた。(泉賢司)

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  • 節税駆使し財産、「非国民」の非難…「勉強しただけだ」:朝日新聞デジタル

    「節税して財産を築いた非国民だ」。タックスヘイブン(租税回避地)で稼ぎ、節税を駆使して、子や孫に財産を残す50代の男性は、こんな非難を浴びた経験があります。しかし、男性はこう言います。「税と真剣に向き合い、勉強してきただけだ」。努力や能力に応じて手に入れたお金は、どのくらい社会に「再分配」するべきなのでしょうか。 コンサルタントの50代男性が開いたパスポートは、かつて訪れた国のスタンプで埋まっていた。英領ケイマン諸島にバミューダなど、タックスヘイブン(租税回避地)が並ぶ。 6月、東京都内で男性と会った。日以外にタイにマンションを持ち、冬は現地で過ごす。つい最近も一週間ほど滞在し、夫婦でゴルフを楽しんだという。大学を出た後、日の金融機関で働き、40代でロンドンのコンサルティング会社に転職。今は日の会社に籍を置く。タックスヘイブンで会社設立や資産運用に携わって30年近くが経つ。 タックス

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  • 子育て支援、理念で論戦 自民は「自助」求め 民進「共助」を重視 参院選:朝日新聞デジタル

    子育て支援をめぐる参院選の論戦で、与野党の理念の違いが鮮明になってきた。各党とも保育所の待機児童解消を掲げるが、自民党は子育て世代の「自助」を求め、民進党は「共助」を重視する。根底には、国と国民との関わりをめぐる考え方の対立がある。 安倍晋三首相(自民党総裁)は5日、新潟県長岡市で訴えた。「保育の受け皿をしっかりと作っていく」 2月、保育所の選考に落ちた保護者がつづったとみられる「保育園落ちた日死ね!!!」と題した匿名ブログが関心を集めた。待機児童問題が改めてクローズアップされるなか、各党は参院選で子育て支援策を競い合うように訴える。だが、公的支援のあり方には理念の違いも浮かび上がる。 自民の稲田朋美政調会長は4日、札幌市での講演で、安倍政権が掲げる「1億総活躍社会」について言及。財政難で政策には優先順位が必要として「あれしてくれなきゃ活躍できないと。それもできないなら日死ね、なんて言

    子育て支援、理念で論戦 自民は「自助」求め 民進「共助」を重視 参院選:朝日新聞デジタル