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ブックマーク / toyokeizai.net (77)

  • 「東京一極集中」に貢献している道府県ランキング

    去る8月1~2日に福井県で全国知事会が開催された。東京への一極集中が少子化対策において有害であるとする46道府県と、少子化と一極集中は明確な関係性が見られないために提言書から関係する一文を削除すべきとする東京都とで意見が分かれた。 まず、筆者は人口動態の専門家として、1対46の対立構造として報道されることは非常に望ましくない状況と考えている。 そもそも「人口のエリア・ポートフォリオ戦略」は、(国が定めた)各自治体からの意見をしっかり聴取したうえで、国が考えるべき課題であり、一極集中については、47都道府県が考え方で一致しないことがあってもよく、事実をしっかり受け止め共有化されればよいのであって、考え方の違いを際立たせ対立的に報道しても意味がない。 20代はなぜ地元を去ってしまったのか 多様性の時代において、20代の若者が増加人口の86%(残り14%は10代)を占める東京一極「20代人口集中

    「東京一極集中」に貢献している道府県ランキング
    deadwoodman
    deadwoodman 2024/08/27
    ヤフコメにあったけど、単純に人口の多い府県からの流入が多いだけなんじゃないかと。
  • 死者をないがしろにする日本はおかしすぎる

    3・11以降、ふたりが考えていた「死者」の問題 中島 岳志(以下、中島):私は、2月に『保守と立憲 世界によって私が変えられないために』(2018年)というを出しました。このは、3・11以降、さまざまな媒体に書いた評論に、書き下ろしの章や立憲民主党代表・枝野幸男さんとの対談を加えて1冊にまとめたものです。その意味では、3・11が起点になってできたでもあります。 3・11のとき、いとうさんと僕は、ほとんど同時に「死者」という問題を考えていたと思います。地震があってすぐ、私は、このにも収録されている「死者と共に生きる」という文章を書き、共同通信で配信されました。それからしばらくして、朝日新聞の書評委員会の後に、いとうさんと飲みながら話をしましたよね。その場で、「今、どういうお仕事をされているんですか」と聞いたら、『想像ラジオ』のモチーフをお話しくださった。それが死者の問題だというので「

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  • お金があれば人の行動を縛れるという勘違い

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    お金があれば人の行動を縛れるという勘違い
  • 「鉄道廃線跡本」の編集者が語る大ヒットの秘訣

    今から25年ほど前、廃線になった鉄道を訪ねることがブームになった。そのきっかけとなったは『鉄道廃線跡を歩く』(JTBキャンブックス)。1995年に発行されると、鉄道分野の書籍としては異例の人気となり、シリーズ化が決定。続刊が2003年までに10巻発行された。「鉄道廃線跡」という着眼はどこから来たのか、ブームの実態はどのようなものだったのか、同書を生み出した編集者・大野雅弘さんに話を聞いた。 出版のきっかけは「好きだから」 ――『鉄道廃線跡を歩く』はどこから思いついた企画だったのですか。編集会議で企画は問題なく通ったのですか。 「そんなが売れるのか」、「だれが買うのか」と訝しがられ、反対された。鉄道ファンというのは、車両など生きている鉄道に興味があるのではないか、と。そこをなんとか説得して、発行の承認を得た。 この企画を立てたのは、自分が鉄道趣味の1つとして、廃線跡にもよく行っていたから

    「鉄道廃線跡本」の編集者が語る大ヒットの秘訣
  • 怪獣の絵を描いて人生を切り開いた男の仕事観

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  • 「グレタさん」は現代の「イエスかブッダ」なのか

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  • 手取り15万円を超えられない47歳男性の深い闇

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    手取り15万円を超えられない47歳男性の深い闇
  • 初詣「二礼二拍手一礼」が古い伝統という勘違い

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    deadwoodman
    deadwoodman 2020/01/02
    この書評を読む前にAmazonレビューを見た方が良いかもしれない。
  • 16歳男子高校生が「種」を売る何とも壮大な理由

    15歳という若さで種苗会社を始めた高校生がいる。東京在住の小林宙(そら)氏、現在16歳の高校2年生だ。会社の名前は「鶴頸(かくけい)種苗流通プロモーション」。伝統野菜を主とする種と苗と、農薬・化学肥料不使用の伝統野菜の販売を行っている。 京都名物、千枚漬けの材料になる聖護院かぶら、東京の練馬大根、金沢野菜の金時草、鹿児島の桜島大根、味のよさで知られる山形のだだちゃ豆。最近、の世界で注目を集める伝統野菜のブランドはもともと、土地の人たちが種を採り受け継いできた在来作物である。ほかにも、全国には多様な在来の野菜や穀物がある。 幼少期から種と植物に興味があった 一方、私たちが普段スーパーや八百屋で購入するのは、種苗会社が種を管理し販売するF1種と呼ばれる1代限りの交配種だ。農家は毎年、種を買わなければならないが、栽培や収穫が楽なので、昭和後半に多くの産地で在来作物と入れ替わっていった。例えば神

    16歳男子高校生が「種」を売る何とも壮大な理由
  • 治水の5大手法が「簡単だからこそ」難しいワケ

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  • この法律が日本を「生産性が低すぎる国」にした

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  • ムスリムがみそ煮込みうどん店に殺到するワケ

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    ムスリムがみそ煮込みうどん店に殺到するワケ
  • 氷河期世代がこんなにも苦しまされている根因

    最近になって、政府が重い腰を上げて取り組み始めたものに「就職氷河期世代」の問題がある。「ロストジェネレーション世代」とも言われるが、現在35~44歳のアラフォー世代の貧困問題と言っていい。 もっと正確に言うと、1993~2004年に学校卒業期を迎えた人である。バブル崩壊後の雇用環境の厳しい時代を余儀なくされ、高校や大学を卒業した後に正社員になれず、非正規社員やフリーターとして、その後の人生を余儀なくされた人が多かった世代の問題だ。 厚生労働省の支援プログラムは功をなすのか この就職氷河期世代を対象とした支援プログラムが、3年間の限定付きではあるが厚生労働省の集中支援プログラムとしてスタートしている。支援対象は多岐にわたり、少なくとも150万人程度が対象者。3年間の取り組みによって、同世代の正規雇用者を30万人増やすことを目指している。 もっとも、わずか3年の支援プログラムで就職氷河期世代

    氷河期世代がこんなにも苦しまされている根因
  • 「デフォルト・バイアス」の壁

    行動経済学者が最も苦戦しているのは、よりよい選択肢があるとわかっていながら重い腰を上げて現状を改めることができない「デフォルト・バイアス」の壁だ。例えば、喫煙者はたばこをやめたほうが健康にいいとわかっているが、つい目の前の一服の誘惑に負けてしまう。 デフォルト・バイアスにはたくさんの事例がある。節電に関する米国のフィールド実験を取り上げよう。オバマ前政権は、スマートグリッドへの投資補助プログラムの実施を発表し、10地域の電力会社の節電プログラムを支援した。 採用されたのは、デフォルトは一律型電気料金で、希望者だけ変動型電気料金を選択できる「オプトイン方式」と、デフォルトは変動型電気料金で、希望者だけ一律型電気料金を選択できる「オプトアウト方式」である。変動料金を選ぶには能動的選択が必要なのがオプトイン方式、変動料金を選ぶのに消極的選択で済むのがオプトアウト方式だ。 結果、変動料金への加入率

    「デフォルト・バイアス」の壁
  • 人手不足を嘆く地方の組織が陥る「4つの矛盾」

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    人手不足を嘆く地方の組織が陥る「4つの矛盾」
  • 低金利時代における新しいマクロ経済政策

    財政赤字をめぐり米国ではマクロ経済政策の再検討が進んでいる。ドナルド・トランプ大統領の減税、MMT(現代金融理論)と民主党のグリーンニューディールなど、半ば根拠のない楽観に支えられた動きには日でも関心が集まる。だが、主流派マクロ経済学の大物からも、低金利の時代における財政赤字の再解釈が唱えられている。 主流派の大物とは、米マサチューセッツ工科大学名誉教授でピーターソン国際経済研究所(PIIE)の上級研究員でもあるオリヴィエ・ブランシャールだ。同氏は世界金融危機の最中から7年間、国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストを務めた人物である。 そのブランシャールが1月に全米経済学会において、波紋を呼ぶ講演をした。米国を例に取り、低金利の時代には財政赤字や債務蓄積のコストが小さいと結論づけた。 ブランシャールは「財政」と「厚生」の2つの観点から財政赤字のコストを論じる。 まず財政面から説明しよ

    低金利時代における新しいマクロ経済政策
  • 乗らずに歩いて…「鉄道事業者」鞍馬寺の願い

    鞍馬寺は牛若丸こと源義経が修行をした地で、650万年前に護法魔王尊(鞍馬天狗)が金星から降臨した伝説がある。京都の水神をまつる貴船神社と共に、パワースポットとして人気を集めている。 鞍馬寺は、山上にある堂への移動手段として、ケーブルカー「鞍馬山鋼索鉄道」を運行している。全長6mの車両が行き来するミニ鉄道だが、JRや私鉄と同様、国土交通省から鉄道事業許可を受けている。宗教法人が運営している国内唯一の事例で、路線延長207mと日最短の鉄道でもある。 筆者は以前、旅行雑誌の取材で訪れたとき、信楽香仁(しがらきこうにん)貫主(かんす)から「できれば、ケーブルカーに乗らないで、山を散策しながらお越しいただきたいですね」と説明を受けた。 利用者が減ると、当然、採算は苦しくなる。鉄道事業者としては異質の方向性を示している考え方を知りたくて、鞍馬寺へ向かった。 全長6mのミニ車両 5月10日、京阪電鉄

    乗らずに歩いて…「鉄道事業者」鞍馬寺の願い
  • 赤い電車「名鉄」、今振り返る昭和・平成の記憶

    私にとって名鉄は思い入れの深い鉄道だ。前回の東京オリンピックの直前、18歳のときに生まれ故郷の福井県を出て名古屋で暮らし始め、手に入れたカメラで格的に鉄道写真を撮り始めたのが名鉄だったから、鉄道写真家としての「原点」といえる。 今でもよく覚えているが、最初に撮ったのは「なまず」と呼ばれた流線形の850系だった。当時下宿していた親戚の家は常滑線の大同町駅が最寄りで、写真はなくなってしまったものの、駅で撮影したときのことは今も鮮明に記憶している。 それ以来、名古屋を離れて東京に移り、プロの写真家となった後も取材で訪れたり、ほかの取材の行きがけに寄ったりと、事あるごとに撮影を続けてきた。今回は、主に昭和40~50年代の写真を中心に当時の記憶をたどりながら、かつての名鉄を振り返ってみたい。 名鉄といえばパノラマ 数ある名鉄車両の中でも、いちばん思い出深いのはやはり「パノラマカー」7000系だ。運

    赤い電車「名鉄」、今振り返る昭和・平成の記憶
  • AIを使えば、「農業こそ休日」が現実になる

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    AIを使えば、「農業こそ休日」が現実になる
  • MMTが間違った政策提言を導き出しているワケ

    安倍総理は、国会での質問に答えて、MMT(現代金融理論:Modern Monetary Theory)の提唱する政策を行っているわけではない、と述べたと報道されている。筆者は提唱者の一人であるL・ランダル・レイ(ミズーリ大学教授)の入門書を読んだことはあるが、まさか異端の経済理論とされるMMTが日の国会で取り上げられるようになるとは思ってもみなかった。 MMTには標準的な体系があるわけではないが、筆者が知っている範囲ではこのが最も体系的なものなので、自国通貨を持つ国は財政破綻しないという、主流派経済学の常識を外れた理論を、レイ教授のに即して議論してみたい。 筆者の手元にあるのは、Wray, L. Randall, “Modern Money Theory: A Primer on Macroeconomics for Sovereign Monetary Systems”, Palg

    MMTが間違った政策提言を導き出しているワケ