先日の総選挙に関わって、総選挙はてなを予測市場のケースとして取り上げたいと考えていたのだが、頭の中を整理しているうちに今日に至ってしまった。 という前置きはさておき、H-Yamaguchi.netの山口さんが「「市場」というゲーム」というエントリでMMOG(多人数参加型ゲーム)と予測市場の類似性について指摘している。触発される形でまとめてみたい。予測市場も含めて、情報資本主義というテーマでしばしば意見交換の相手をさせて頂いている。 本来は一度”そもそも予測市場とは?”というところから入る方が綺麗ではあるが、また追々。 予測市場のゲーム性 詳しくはお読み頂きたいが、 使われる通貨単位は仮想のもので、なんらかの意味で実体的な価値を持つものもあるが、直接現実通貨とはつながっていない。したがって参加者のうちの少なからぬ部分は、一般的な意味での利益動機ではなく、どちらかというと「楽しみ」のために