今日は知り合いからもらったチケットでマリナーズの試合(ヤンキーズ戦)を観戦したのだが、初のバックネット裏の席だったために、普段気にならないことが色々と気になった。 選手によって、次のバッターになった時に待つ場所が大きく違うことだとか、一見新品に見えるユニフォームに実はツギがあたっていたりすることとか、である。 しかし、もっとも気になったのが、主審の手である。左バッターの時は右手を、右バッターの時は左手を、キャッチャーの背中に置くのである。それも、一球ごとに必ず、やさしく、そっと背中に手を当てるのである。その仕草が、まるで「僕はここにいるからね」とキャッチャーを安心させているようにも、手のひらを通して二人のぬくもりを感じ合おうとしている様にも見える。 こうなると、気になって仕方が無いのが私の性分である。このままでは、試合に集中することが出来ない。そこで、3回の表と裏の間に審判が私の席に近づい