タグ

ブックマーク / okachimachiorz.hatenablog.com (31)

  • AsakusaとTsurugiとバッチ処理(昨年に引き続き) - 急がば回れ、選ぶなら近道

    [昨年に引き続き] Tsurugiについて 詳細は以下 okachimachiorz.hatenablog.com ・これは前回の繰り言 要するにRDBを作りましょう、という話。いろいろインメモリーでメニーコアとか、ECC(Epoch-based Concurrency Control)とか、いろいろ特長はあるけど、目標としている機能の一つに「writeバッチ処理に強い」というものがある。 ■バッチ処理の困難さ このあたりも繰り言にもなる。基的にまず、そもそも論としてwrite処理は既存RDBとは相性が良くない。これは単純に整合性を持たせる(serializable)ためのコストが大きいことによる。そもそも相性の良くないwriteをさらに大量に、かつ一度に書き込むバッチはさらに重ねて相性が良くない。 以下、今年一年の進捗的な話 ■Tsurugiの現状として 現在、Tsurugiでは格的

    AsakusaとTsurugiとバッチ処理(昨年に引き続き) - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • Project Tsurugi(劔)とAsakusaについて   - 急がば回れ、選ぶなら近道

    Project Tsurugi(劔)とAsakusaについて ついでにAsakusa advent calendarの分も ■Tsurugiの特にNEDOプロ部分について 日経の記事はこちら https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/03044/ 紙はこちらからかな? https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51692890R01C19A1000000/ ・NEDOのサイト https://www.nedo.go.jp/content/100891996.pdf ・スライドはここ drive.google.com ・togetterはここ https://togetter.com/li/1430683 来であれば、あまり外向きに書く話ではないのですが、仮にも公金が入っていて、日経の方にも「

    Project Tsurugi(劔)とAsakusaについて   - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • AsakusaとOLTP(RDB)とバッチ処理  - 急がば回れ、選ぶなら近道

    Asakusa Advend Calnderの最終として 現状 2018/12月の現在の自分のタスクは、DBのMVCCでのTX制御の理論・アルゴリズムの設計になっている。要するにDBを作りましょうということで、そのコア部分をどうにかしなさい、ということになっている。それで、その前提として、今回のDB-Prjでの最大の眼目の一つを「Writeの強いRDB(OLTP)」ということにしている。 現在のRDBはそもそも原理的かつそのツールとしての特性上WriteというよりもReadにパフォーマンスが振られている。結果として、一般に、書き込みヘビーの業務系大型バッチ処理がRDBでまぁほぼ全敗になる。これは常識のまま、そろそろ30年くらいになるし、この辺が改善する見込みはほぼない。ということで、大規模(といってもさすがに最近のトレンドの規模感からはそう簡単には大規模とは言いがたいが)で複雑な一貫性を担

    AsakusaとOLTP(RDB)とバッチ処理  - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • アンデルセン:高木誠一さん追悼 - 急がば回れ、選ぶなら近道

    来、僕がどうこう書くものではないし、しかるべき人がしかるべき何かのコメントを書くべきだと思う。とはいえ、時代的なものも含めて、後につながる人が「発掘」できるようにはしておきたい。追悼文を書く。これはとある事情で、たまたまこういうタイミングだったいうこともあるので書く。 アンデルセンの高木誠一さんが亡くなられた。昨年のことだ。ちょうど一年たつ。 アンデルセンというのは、インストアベーカリーの最大手であり、FC(リトルマーメード)も展開している。一般の人もお世話になっている人もいると思うが、要するにパン屋さんだ。高木誠一さんはその創業者に連なる方で、亡くなられるまでアンデルセンの方向性に関する最終的な責任者でおられた。日のパン業界(というかベーカリー)においては、ものすごくインパクトを与えた人であることは間違いない。 アンデルセンさん(以下敬称とか適当)は、僕個人の関わりで言えば、前々職・

    アンデルセン:高木誠一さん追悼 - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • Asakusa 0.10.0 - 急がば回れ、選ぶなら近道

    Asakusa 0.10.0について あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 のっけからアレですが、これはAsakuas Advent Calendar 2017のエントリーなわけ(個人的には12/31までがクリスマスとかそんな感じの年末催事なのでそのつもり:2017/12/30に追記)(って書いてたら、年が明けたけど、個人的にはあと3ヶ月は2017年の感じなので:2018/1/4にさらに追記) Asakusaで、先日0.10.0をリリースしている。ある程度刻んでリリースして行く、というのがAsakusaのポリシーではあるが、今回のリリースはちょっとした節目にはなっている。 http://www.asakusafw.com/ ◆一つの区切りとして とうとうというか、今更というか、ようやくというか。MapReduceのサポートについて一つの道筋をつけた。Hadoop界隈

    Asakusa 0.10.0 - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • クラウドのためのクラウド〜VMware Cloud on AWSの意味 - 急がば回れ、選ぶなら近道

    記事とか詳細とかはこっち http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1708/28/news097.html https://cloud.vmware.com/vmc-aws http://www.publickey1.jp/blog/17/vmwarevcloud_air.html まぁ概ねこんな感じ 単純に見れば、AWS上でVMWareが使えるので、VMで動いているシステムがそのままAWSで使えるようになりました。便利ですね。はい、おしまいの話ではある。が、それは二重の意味で「表層的」な見方だ。そもそもVMWareがクラウドから撤退し、AWSの軍門に降ったというエポックメイキングなものとして見るべきだと思う。 ・ハード調達の争いの決着 結局のところ、DCを含めたハードウェアの調達という点で、競争に決着がつきつつあるということかと。VMWareの規模を

    クラウドのためのクラウド〜VMware Cloud on AWSの意味 - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • クラウドに基幹を移行して5年超経過 - 急がば回れ、選ぶなら近道

    もう5年か、まだ5年というべきかちょっと判断に迷う。大抵の業務系のシステムがクラウドを始めるのは現実的には今年来年以降になるので、今の自分達の状況は多分、今後の業務系システムをクラウド移行したユーザの近未来になると思う。ので、予想的にまとめておく。格的にクラウドを利用した業務アプリケーションの5年がどうなるかの一つの指針になるかと。 以降は別に統計データでもなんでもなく5年間を眺めてみて自分の印象。 ・障害:大規模は5年で2-3回程度。一度は業務に影響が出て客先にお詫びに行った。AWSだったけど、サポートからは「もう回復してるのでチケットクローズね」みたいな話だったと記憶している。その後は大体四半期に一回程度のN/W障害。障害は普通に起きているし、オンプレと比べてどうか、という比較では細かい障害件数は減った気はしていない。ただし、「ドカンと来るでかい障害」は確実に減った。 ・データ増加対

    クラウドに基幹を移行して5年超経過 - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • 「ソフトウェアの時代」について - 急がば回れ、選ぶなら近道

    まぁなんか適当に思うことを。 ■ハードの限界の露呈 ムーアの法則の限界はITのあり方を根から変えると思う。この四半世紀、ITの現場レベルでは「困ったらハード増強」が一つの基政策であったことは間違いない。ハードウェアの進歩は結果として、IT全体のパフォーマンスを上げ、結果として社会における有用性を増した。その一方でハードウェアの高進はソフトウェアの進化を止めていた側面は確かにある。 ソフトウェアのレイヤー、とくにミドルレイヤー〜アプリケーションのレイヤーでは、通信にしろ、分散処理にしろ、DBにしろ、OSにしろ、「業界全体としてトコトンできるレベルまでやったのか?」という意味では、実際はやっていないと思う。もちろん、各セグメントではそれなりに追求はしたけど、ドカドカ、金突っ込んで全部ひっくり返すというまでには至っていない。これはIT全体に言えることだけど、ソフトウェアにコストをかけるよりも

    「ソフトウェアの時代」について - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • SILO再考〜次世代DBのアーキテクチャとして - 急がば回れ、選ぶなら近道

    大分たってしまったけど、ようやく時間が空いたので、db tech showcase Tokyo 2016 http://enterprisezine.jp/dbonline/detail/8466 で話した内容を記録的に書いておく。あとはSILOの解説を特に自分用に論文の4章を中心に整理しておく。あとはついでに自分の思うところも記す。 ・SILO 元論文はこちら、執筆陣はMITのLiskov一派とEddie Kohler 現在のDB研究の第一線のメンバー。 http://people.csail.mit.edu/stephentu/papers/silo.pdf SILO以降、大きくDBベースのアーキテクチャの考え方は変わりました。ほとんど全ての分散系OLTPはSILOを程度の大小はあるとはいえ、意識していると言っても過言ではないでしょう。前世代ではほぼ「空想か?」ぐらいの扱いだった分散t

    SILO再考〜次世代DBのアーキテクチャとして - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • ビットコインとブロックチェーンと分散合意 - 急がば回れ、選ぶなら近道

    先日、分散システムをいろいろやっているメンバーで集まって、話題のブロックチェーンとかビットコインやらの勉強会をやってので、まとめておく。 いろいろ意見はあると思うけど、勉強会では問題意識は大体、共有できたと思う。まずは、キーノートやってもらったS社のMさんに感謝申し上げます。すごくわかりやすかった。やはり分散系をやっている人からの解説は、視点とか問題意識が同じなので参考になる。 以下、自分の個人的見解。合っているかどうかはシラン。 1. 現状の「ブロックチェーンとビットコイン」(以下オリジナルとする)は、そのままでは分散合意とは関係ない。 これはクリアだと思う。端的にいうとビザンチン将軍問題とは「まったく関係ない。」 だから「ブロックチェーンとビットコイン」がビザンチン将軍問題の解決になっているという話は、まずは「まとはずれ」だと思う。現状の「ブロックチェーンとビットコイン」は、分散合意は

    ビットコインとブロックチェーンと分散合意 - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • ITは必要悪か?その2 - 急がば回れ、選ぶなら近道

    大規模会社、特に社会インフラ系の会社で売上も兆に届くところでのITのあり方は、中小規模の会社とは全く違います。システム構築、とくにSI的な観点からは、実際のプロジェクト単位で見たときに大規模システムと中小規模システムを便宜的に一緒にして考察することが多いのですが、俯瞰したときのあり方は、まったくの別ものです。 大規模な会社では情報システムは、大きな組織のバックエンドの一部であると同時に、企業を動かす歯車として欠くことできない存在になっています。「ITがない」という選択肢は企業活動としてありえません。システムのあり方が大企業と中小企業では異なるため、中小企業でITの必要性という点と、大企業でのITの必要性では意味が大きく違います。明確に区別する必要があります。 ■あり方 大規模企業の内部において、情報システムはその企業が存続するための重要な機能を担っており、それなしでは企業は成立しません。大

    ITは必要悪か?その2 - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • Storage Class Memory - 急がば回れ、選ぶなら近道

    ACMの2016 Jan.の会報の記事に上がっていたので、面白かったのでちょっとまとめておきます。 http://cacm.acm.org/magazines/2016/1/195724-non-volatile-storage/abstract 前提として、SCM(Storage Class Memory)について書いておくと、いわゆる不揮発性メモリー(Non-Volatile memory)で、次世代の主流になるだろうとは言われています。DRAMまでのレイテンシーは出ていないので、DRAMのリプレースにはならないと思われる(のが今の常識)ですが、ストレージとしては最速で、一般にDiskの1000倍(3桁)は速い。が、値段は30倍と言われていますね。 ・ハイライトハイライトは以下 ・The aged-old assumption that I/O is slow and computat

    Storage Class Memory - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • データセンターの原価計算について〜「クラウド」の別側面として - 急がば回れ、選ぶなら近道

    要するにデータセンターの「原価計算」です。いろいろこのあたりに関わっています。複雑な計算ロジックと大量のデータを扱う必要があるので、大規模並列計算の適用が必須になり、結果として当方の出番になった、という状態。尚、実行基盤にHadoop(MapR)を利用しています。(一応予定ではSparkに移行するつもりで、開発も始まっています。) さて、いろいろやっていて思うところがあるので、現時点での考え方をまとめておきます。機微な部分はNDAになるので書きませんし、以下は自分の「個人的な」意見であり、特定のサービサーの話をしているわけではありません。基的にInteropで公にしゃべった話のまとめです。 ■現状認識 現在、国内DCはほぼ乱立状態に近いと思われます。ここへ来て春先のAWSの値下げのインパクトもありました。今後は、より競争的なマーケットになるでしょう。退場する企業やM&Aも活発化していくで

    データセンターの原価計算について〜「クラウド」の別側面として - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • 2014年のSIビジネスとかそのあたり - 急がば回れ、選ぶなら近道

    というわけで2014年に突入ですが・・・ 景気が回復しつつある現状で、SIの受注も好調なようです。ユーザー企業でも多少の予算の余裕も出てくるところもあり、システム投資には多少前向きになっているところも感じます。多少のでこぼこや、業界・業種によって色合いは異なるでしょうが、今後数年は景気の回復基調はコンセンサスになりつつあるようです。IT業界も例外ではないでしょう。もたもたしているビッグデータ案件を尻目に、システムリプレースや既存改修、新規でのシステム開発もスタートしつつあり、SI業界の件数ベースは今年は昨年を確実に上回るでしょう。 とはいえ一方で不採算案件も相当増えるように見えます。結果、SIビジネスはトレンド的には案件増・売上増ですが、利益減(または横ばい)というのが実態になるかと。要するに単金はそうそう簡単にはあがりませんが、案件は増えて、人繰りが追いつかず、結果限りなく失敗に近い「よ

    2014年のSIビジネスとかそのあたり - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • システムの「価値」をどう考えるのか?〜なんで人月換算基準がなくならないか、について - 急がば回れ、選ぶなら近道

    「なんで人月換算基準がなくならないか」については、これは作る側での議論が非常に多いのですが、逆側から見た議論があまりにも少ないので、自分の考えを記録しておきます。そもそも、発注した側ではシステムの価値をどう見るのか?という議論があまりにもなさ過ぎの印象があります。いくら作る側が頑張っても、発注サイドで「いやだから、結局いくらかかったか内訳見せろ」という話になった途端に、残念ながら人月単価が登場するわけで、話は振り出しに戻ります。 まず一義的にはユーザーから見たシステム開発は投資になります。確かに、毎年作っているでしょう、という話もありますが、普通は数年に一回作っては動かして、メンテナンスにモードに移行させる、という形になります。投資として、通常はキャッシュ・アウトに相当するコストで資産を認識します。リースにすれば、定常的でしょうという話もありますが、オン・ブックになった途端に普通に取得原価

    システムの「価値」をどう考えるのか?〜なんで人月換算基準がなくならないか、について - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • TX本勉強会終了 - 急がば回れ、選ぶなら近道

    先日をもって無事に読了しました。記念に記録しておきます。 読んだはこれ Transactional Information Systems: Theory, Algorithms, and the Practice of Concurrency Control and Recovery http://www.amazon.co.jp/Transactional-Information-Systems-Algorithms-Concurrency/dp/1558605088/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1370746124&sr=8-1&keywords=transactional+information+systems 始まったのが、2011年の秋からだったので、ほぼ一年半かかりました。スタート時点は10名ほどいたメンバーも徐々にいなくなり、最後は不動の4人のレギュラー

    TX本勉強会終了 - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • なんでもかんでもクラウドにあげるのか? - 急がば回れ、選ぶなら近道

    某エントリーの話で、「なんでもかんでもクラウド化なのか?」というお話もご意見も多数頂戴いたしまして。一応念押しですが、そういうつもりはまったくないですよ。以下、個人的な補足メモです。会社の意見ではありません。一応、会社の公式声明は「できるものは、とっとクラウド化したほうがいいですよ。」です。 クラウド化の是非については、いろいろあるでしょう。ユーザーの所属する産業毎にシステムのあり方・考え方は違うでしょうし、当然クラウド化すべきだという意見や、いやそもそも無理があるという意見もあると思います。ただ、今までのように先例がないから無理、という理屈は通用しなくなっているのが現状でしょう。その意味では無茶な理屈ではなく、普通に選択肢としてクラウド化が候補になっている、と思います。その上で、クラウド化しない、するという議論が普通にできる状態になりつつあると思います。 そんな中でいろいろ思うところをち

    なんでもかんでもクラウドにあげるのか? - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • Making Snapshot Isolation Serializable 再考 - 急がば回れ、選ぶなら近道

    Making Snapshot Isolation Serializable 再考 ■2013年的な位置付け まずちょうど年度の開始なので、今年は自分的にはRDBMS関連の位置付けとか整理しておきます。去年の後半あたりからの匂いですが、NoSQL的な発展と合わせて、格的なDB回帰が始まっている感じです。NoSQL系のほぼ致命的な弱点の一つがtransaction処理であることは指摘も多いところです。要するにデータが書き込めても不整合が発生しますね、ということになってしまいます。これではなかなか使えない、というのが現状でしょう。 なので、RDBMの最良のノウハウであるtransaction処理とNoSQL的な分散処理をちゃんと整合性とれるようにしましょう、という自然な流れは従前よりもより強い要請が働くでしょう。(できるかどうかは別ですが。) それで、そろそろなんかその手のものがRDBMS

    Making Snapshot Isolation Serializable 再考 - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • クラウド上にEDIを「移行する」ということの意味 - 急がば回れ、選ぶなら近道

    ニュースリリースというか記事はこちら。日経の中田さんの記事ですね。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130306/461423/ この辺の解説を記録のために書いておきます。個人的にはちょっとしたマイルストーンなので。 まずEDIの定義ですが、これはElectronic Data Interchangeの略で、B2Bでの電子データ交換の仕組み自体をさします。歴史的にはIT歴史と同じくらい古い。当然インターネットよりも古い。昔は(場所によっては今も)電話で”ぴー”とか”がー”とかやっていた代物です。多分50年以上の来歴を誇る仕組みですね。業界ごとにその業界に応じたプロトコルが制定されており、いわゆる標準化がもっとも進んだ分野のひとつです。そして、大抵はミッションクリティカルな業務に属します。エンタープライズ系のITでは最下層に位置するレイ

    クラウド上にEDIを「移行する」ということの意味 - 急がば回れ、選ぶなら近道
  • 軽減税率がITに与えるインパクト - 急がば回れ、選ぶなら近道

    http://www.nikkei.com/article/DGXDZO50933940U3A120C1MM8000/ どうやら格的に複数税率が消費税に適用されるようです。まだ、決定でもないし、今後の業界の猛烈な反対もあるだろうから、どうなるか分からないのですが、その辺を部外者的に(かつ元関係者的に)記録として書いておきますよ。 この軽減税率で、もっとも変更のコストがかかる「仕組み」の一つはITであることは、多分論を待たないと思います。特に、税率を複数適応する羽目になる流通・サービス系のITは下手をするとかなりのコスト負担になるところも出てきます。またか!またコストですか!いや、これこそがITなのですよ。 まず影響が出てくるところ予想すると、事の大小はありますが、ほぼ大抵のところで手を入れる必要がある気がします。んで、例によって、多分この辺が正確に予想できている、CIOを除く経営陣は皆無

    軽減税率がITに与えるインパクト - 急がば回れ、選ぶなら近道