それ本当に“エコ”なんですか? 実は今流行の“エコ”にも同じような側面があります。茶葉と湯でお茶を入れれば、ペットボトルを分別し、リサイクルする必要はなくなります。燃費のいいクルマだのエコカーだのと言わずに、「車に乗るのをやめて歩く」ようにしたら、環境は一気に良くなります。 だけど、みんな「そこまでして環境をよくしたいわけではない」んです。なんとなく「環境にやさしいといいな」程度なんです。だから「“実は効果は小さいけど楽な方法”を無意識に選ぶ」のです。 しかも、人間はずるいです。自分が「効果は少ないが楽な方を選んでいる」ということを認めません。あくまで必死でやっていると“自分で自分に”主張します。 というわけで、節約をして貯蓄を増やそうと考える家庭、運動をして体重を減らそうとする諸兄、ゴミを分類して環境を良くしようと思う人たち、がこの世にはあふれています。みんな、それが正しい方法であると信