先日からネタ元として注目しているRUSSIA MAKES IT FUNNYサイトで、ある老夫婦の実話を見つけた。この二人は、法的には結婚していない。夫の方が戸籍上は女性だからだ。こう言うと、近頃、北米などで話題になっている同性婚を思わせるが、そうではない。 78歳の老人ハリス・カマロフさんは、最初の20年を除いては、男性として生きてきた。自分を婆さんと呼ぶ人に対しては怒りをあらわにする。しかし、ハリスさんのパスポートには、性別が「女性」と記されている。彼は性転換したわけでもない。生まれつき2つの性を持っているのだ。 ハリスさんは幼年期を回想する。「7歳になったころから、自分がほかの人と違っていることに気づき始めました。公衆浴場の女風呂に行くと、周りの女性が私から遠のき、私を指差しにして騒いだものです。実際、私は普通の女の子のように振舞わず、ほかの子供たちと喧嘩したり、サッカーをしたりしたも