ネット電話の悪用防げ 過日の仙台乳児誘拐事件、公衆電話から携帯電話などにかかってきた脅迫電話の「逆探知」が犯人逮捕につながったと報じられた。 年配の読者の方々は黒澤明監督の「天国と地獄」で、刑事が「逆探知」のために、通話時間を引き延ばすように必死に促している場面を思い起こされたかも知れないが、今は違う。 電話網はすべてデジタル化されており、公衆電話にも番号があるので、かけた先の携帯の画面に発信元が「コウシュウ」としか出なくても、NTTではどの場所の公衆電話からの通話かは瞬時に分かるのである。 携帯電話を使えば、持ち主が特定されることは過去の犯罪事例で常識になったので、犯人は公衆電話を使ったのだろうが、とんだ思い違いだったわけだ。 脅迫にはどんな電話であれ、もう使えないという教訓になったとすれば不幸中の幸いと言えるが、実は困ったことがある。 もし犯人がいま話題のスカイプというネット電話を使
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