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2012年3月15日のブックマーク (3件)

  • 細野 透氏:震度7の建築経済学 / SAFETY JAPAN [細野 透氏] / 日経BP社

    建築&住宅ジャーナリスト。 建築専門誌「日経アーキテクチュア」編集長などを経て、2006年からフリージャーナリストとして活動。東京大学大学院博士課程(建築学専攻)修了、工学博士、一級建築士。 細野透編集事務所代表。 大学と大学院で建築の構造を学ぶ。師は構造家の坪井善勝・東大名誉教授(故人)。建築家の丹下健三氏(故人)と組んで、代々木オリンピックスタジアム、東京カテドラル聖マリア大聖堂を設計した。 ジャーナリストになってからは、方向音痴にめげずに、1000作品以上の建築&住宅を現地取材。これまでにインタビューした建築&住宅専門家は3500人を超える。 日建築学会の学会賞選考委員会、建築計画委員会、現代建築評価小委員会、リスク・コミュニケーション手法に関するWG委員 住宅Webマガジン「日経ネット・リビングスタイル」編集アドバイザー http://sumai.nikk

  • 大水害が「もし」起きたら―― 東京の「地下鉄水没シミュレーション」 / SAFETY JAPAN [細野 透氏] / 日経BP社

    第67回:大水害が「もし」起きたら――       東京の「地下鉄水没シミュレーション」 建築&住宅ジャーナリスト 細野透氏 2009年4月30日 最悪のシミュレーション結果を、ここで再現してみる 今回は、ちょっと趣向を変えて、中央防災会議が検討した、水害時の東京の地下鉄の被害状況を、ここで再現してみよう。 ――3日間の総雨量がなんと550ミリにも達し、「200年に1度の大雨」と報じられたその日。荒川右岸を支える堤防が、午前0時ころ、あっけなく決壊した。現場は、河口から21キロさかのぼった、東京都北区志茂である。これが、東京を走る地下鉄など17路線、81駅の「大水没」の幕開けとなった。 それは、以上のような想定状況から始まる。 堤防が崩れてから11分後。氾濫した水は、決壊個所から約700メートル離れた、東京メトロ南北線の赤羽岩淵駅に到達した。駅所在地の標高は2.5メートルあり、地

  • 荒川氾濫、新橋・銀座・丸の内が浸水する / SAFETY JAPAN [細野 透氏] / 日経BP社

    第28回 荒川氾濫、新橋・銀座・丸の内が浸水する 建築&住宅ジャーナリスト 細野 透氏 2007年10月31日 江戸時代の東京は「水の都」と呼ばれ、下町は川や運河に囲まれていた。したがって、もともと洪水には弱い。東京都が公表した「洪水ハザードマップ」によると、200年に1回程度起こる大雨(3日間の降水量が548ミリ)が降って荒川が氾濫すると、東京都心の新橋、銀座、丸の内でさえ浸水することが判明している。 「東京低地の地形図」を見てほしい。西から隅田川、荒川、中川、江戸川が流れる「川の手」低地に、荒川区、足立区、葛飾区、墨田区、江戸川区、江東区などがある。 地図の中央にある紫色の地域は標高が0メートル以下。つまりは、海面より低いゼロメートル地帯である。1メートル以下(薄い紫色)、3メートル以下(薄い青色)、5メートル以下(白色)の地域は、台東区、中央区、千代田区、港区にも広がっている。