高級チョコとコンビニが組んだ――ゴディバ&セブン-イレブンの戦略:それゆけ! カナモリさん(2/2 ページ) それは「間口拡大」だ。ゴディバは「価格が高いため百貨店などでゴディバの製品を購入する客層は40~50歳代が中心」(ワールドビジネスサテライト2010年4月7日放送より)だという。 ターゲットの何が問題なのか。中高年は健康の問題などで、食生活を変えることもある。また、販売拠点としての百貨店は、店舗数と来店客数の右肩下がりが続いている。従来の顧客層と販売チャネルだけで勝負していれば、やがて限界が訪れることは目に見えている。 ゴディバがコンビニエンスストア以前に展開をはじめた販売チャネルの間口拡大策は、「駅ナカ」への展開だ。ターミナル駅なら、JR新宿駅西口の小田急百貨店側改札近く。郊外駅なら東武線柏駅の駅ナカ。そのほかの駅にも全国6店舗を展開すると2010年に発表。ゴディバジャパンの担当
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