私のメガネが年々小さくなり、そして(たぶん)かっこ良くなっているとしても、私は今でも"Nerd Nation"の一員です。したがって私は本をよく読みます。大体年間50冊ぐらい。このゲイツノートでレビューしてきた本の多くは新作が多いです。なぜなら人々は新しい作品に興味を持っていると感じるからです。しかし、実は古くてとても重要だと感じたり価値があると思っていたりする本を読み直す事も好きなのです。スタンフォード大学の心理学者、キャロル S.ドゥエックによる「やればできる!」の研究―能力を開花させるマインドセットの力(原題"Mindset: The New Psychology of Success(2006)")もその一つです。 私が最初にマインドセットに注目するようになったのは、数年前に、私の友人であるネイサン・マイアーボールドと魅力的な教育の再発明について議論していた時の事でした。それはマル