世界では大きな転換が起き、その動きは今後Z世代が社会の担い手になるなかで加速していく。大変革の動きから取り残されれば、もはや日本は先進国とはいえなくなる。いま国内で多少マジョリティーとして安心した生活をしていたとしても、このままでは、その生活の維持すら危うい。 ここまでの話を、私というマジョリティーによる上から目線に感じたら申し訳ない。実際には、私だって想像力がまだまだ全然足りないのだ。そのことを痛感する出来事があったので、懺悔的に記しておきたい。 今月6日の日曜日にエジプトで開幕したのが、気候変動対策について世界の首脳級が集まる重要な国際会議、COP27だ。京都議定書やパリ協定も、このCOPで締結されている。また、近年では、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリを中心に若者たちが声を上げる抗議活動も、COPで盛り上がりを見せている。 「気候正義」という考え方 今回も、日本から10代
米IT大手グーグルは9日、報道機関向けの取り組みを紹介するオンラインでの記者会見を開いた。毎日新聞社などと共同してデジタル化に取り組む。グーグル日本法人ニュースパートナーシップ本部の友田雄介・北アジア統括は「質の高い情報をつくることはジャーナリズムの根幹。その報道機関がビジネスとして持続可能になるためのサポートができたら」と、目的を強調した。 グーグルが掲げる社会貢献活動の一環。2022年に創刊150年を迎えた毎日新聞については、1872(明治5)年の創刊号(2月21日付)から終戦の1945(昭和20)年までの紙面をデータ化するプロジェクトを始める。具体的には、東京本社で発行した朝・夕刊計約23万ページの紙面の画像を解析し、キーワード検索ができるようにする。2023年秋の完成を見込んでいる。将来的には図書館や大学向け記事データベース「…
伊能忠敬によって実測日本地図が作られたのは、 西洋列強が急速に日本に接近していた時代。 印刷技術も地図の発達や世界観の認識に大きな影響を与えました。 企画展「地図と印刷」&古今東西の印刷技術をつたえる常設展を生解説! 私たちが暮らしていく上でなくてはならない地図は、 古来より地理情報を伝える表現技法のひとつとしてつくられてきました。 日本では、多くの人に同じ情報を伝えることのできる印刷された地図が近世以降登場し、 民間での印刷・出版の広がりとともに様々な地図や地誌がつくられます。 やがて蘭学の発展により西洋の地図知識を受容することで、世界の認識が広がりました。 近世後期には伊能忠敬による近代的な地図づくりが幕を開け、 日本における地図の制作に大きな影響を与えました。 本企画展は日本の近世を中心に、地図や地誌づくりにおける印刷と人々との関わりをご紹介します。 (博物館公式ホームページより)
9月に出版された『amazonのすごい会議―ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法』(東洋経済新報社)の著者、佐藤将之氏は、アマゾンジャパンの立ち上げメンバーとして2000年7月に入社。サプライチェーン、書籍仕入れ部門を経て2005年よりオペレーション部門で、2016年に同社を退職するまでディレクターとして国内最大級の物流ネットワークの発展に寄与した。 世界トップの企業、アマゾンの成長を支える原動力である「会議の技法」とは、どのようなものなのか。 同書の一部より抜粋し、会議の効率化を図るためにジェフ・ベゾスが設けた「アマゾン流、資料作成のルール」を紹介する。 提案を受け入れてもらいやすくする魔法のフォーマット アマゾンでは、常に無数のプロジェクトが発案され、会議で提案されています。そして、新規プロジェクトが立ち上がる際に、必ず用いられている資料のフォーマットがあります。それがプレスリリー
個性派俳優・佐藤二朗さんが日々の生活や仕事で感じているジローイズムをお届けします。今回は、自身が執筆した映画シナリオの一部をご紹介するスペシャル回です。 【画像】佐藤二朗、仏のような笑顔 * * * 執筆はしたものの、金銭面などの理由で撮影に至らずにいる映画シナリオが僕には数本ある。このまま闇に葬るのも悔しいので、今日は特別に、その中から、ある映画シナリオの一部抜粋をお届けする。 以下、映画「ヤマナミ(仮題)」(2011年1月5日脱稿)の一部抜粋(冒頭部分)。※ちなみに「一通(いっつう)」の役を僕がやるつもりでした。※12年前に書いた脚本で、古さを感じる箇所もありますが、あえてそのまま掲載します。 ○どこかの一室 白いガウンを着て、ソファに座っている男、一通。 ベッドに浅く腰掛けている若い男、河崎。 二人は小声でボソボソと何やら言い合っている。 一通 「なんで?いいじゃん、なんで?」
お気に入りの絵本を見つけて読んでもらう子どもたち。各本棚にはオーナーの愛蔵書が並ぶ=19日、金沢市石引2のコトノハで 金沢・石引 本棚オーナー制 人柄にじむ 愛読書を置いた本棚のオーナーや地元の人々がふれ合う「まちの小さな図書館」が十九日、金沢市石引二の石引商店街にオープンした。本を通じた地域コミュニティーづくりを目指す試み。共感した富山市や東京都の人たちが早速、訪れたほか、地元の子どもたちが絵本を手に取った。(沢井秀和) 図書館の広さは二十坪で百二十箱の本棚(横三十六センチ、縦三十四センチ、奥行き四十センチ)を備える。オーナーは本棚を一カ月当たり二千二百円で借り、本やお気に入りのものを展示する。利用者は登録料五百円を支払えば、以降、棚の本を無料で借りられる。
インドのネール首相から「日本が300万人という尊い命を犠牲にして戦ってくれたお陰で、我々は独立できた」 という書き込みをツイッターで見ました。……怪しい。こういった「名言」はデマも多く、そしてそのデマをまとめて書籍にしたり、ネットの有象無象に書き込まれたりするのですが、上記発言を検索すると全然出てこない。現状、グーグル、ツイッター、5ch過去ログを見た限り、下記の3つのツイートのみです。なお「ネルー」、「ネール」とこの記事では表記が揺れていますが、一般的には「ネルー」の方が多いようなので基本的には「ネルー」、デマ発言の引用の際には「ネール」と記述しています。 https://twitter.com/2cnVN0qBlipIR7U/status/1058248483814039552 https://twitter.com/PNFBLRp1Ulm4pGh/status/12944794092
最近、Z世代を中心にサブスクリプションサービスなどの映画やドラマを倍速視聴したり、映画の内容を10分程度にまとめた「ファスト映画」で、話題の映画を見たことにする傾向があります。 スピードを求めるこれらの行動はタイムパフォーマンスを短縮して「タイパ」と呼び、「タイパが良い」「タイパを向上させる」といった使われ方をします。しかし「コストパフォーマンス」を「コスパ」と短縮するのとは違い、「タイパ」と短縮した場合は少し違った意味合いが含まれるようです。 仕事や家事の時短を意識するのはこれまでにもよくあることでしたが、余暇にまで時短を求めるというのはおもしろい現象です。 今回は「タイパ」や「動画倍速視聴」に関連する雑誌記事を紹介します。 ※ご希望の記事のコピーを取り寄せることができます。詳しくはHPの資料配送サービス案内をご覧ください。 ※雑誌の“記事”を検索できるデータベース「Web OYA-bu
公務員個人のメモを行政が公文書に指定することは珍しいという。熊本県市房ダム管理所によると、熊本豪雨当時の管理所長だった塚本貴光氏も、業務日誌とは別の、本庁や流域市町村と連絡するための手元のメモ、つまり私的な備忘録のつもりだった。だが、メモの存在を知った県は、緊急放流を回避した経緯や希少性の高い情報を記した重要な文書と判断し「歴史公文書」に指定。永久保存によって、災害の教訓に生かす道を選んだ。 今年9月の台風14号。市房ダムは27年ぶりに緊急放流した。塚本氏の後任の矢津田達昭管理所長は、メモを引き継ぎ、管理所で組織共用して参考例の一つにしている。管理所員7人のうち2年前もいたのは2人、豪雨後に5人が異動してきた。矢津田氏は「書き殴りのメモは緊迫感があり追体験できる。雨の降り方で必要な対応は変わるが、平時から災害を考える材料として役立てたい」と話す。...
高齢者を乗せて住宅街を走る路線バス車両=山形県鶴岡市で2022年11月15日午後2時38分、長南里香撮影 人口減少に伴う利用者減に加え、長引くコロナ禍や燃料価格の高騰などの影響で苦境にあえぐ地方の公共交通機関が、発想の転換で乗客数を飛躍的に伸ばした。山形県鶴岡市の庄内交通は今年10月、あえて市中心部を循環する路線バスの運行便数を4倍に増やし、バス停を20カ所以上も新設した。商機は地域の実態に合った「利便性の向上」にあった。【長南里香】 減便や路線縮小に動く交通機関もある中、庄内交通は「地域の活性化の第一歩は利便性を高めることが重要だ」という考えに立ち返り、打って出る戦略に懸けた。3路線のバスを12人乗りのワゴン車に小型化する一方、12便から48便に増便。バス停も300メートル間隔を基準に58カ所から79カ所に増やした。
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