森は海の恋人版「ダッシュ村」・・・今年もやります！ 昨年からスタートした、里山づくり（かじか村）プロジェクトが、 更にパワーアップして始まります。 この里山保全事業は、北上川流域の里山を元気にし、 河口の海を豊かにする事を目的に行なっています。 今年は、里山づくりは勿論ですが、これまで整備した 里山をいかに活用するかを皆様と考えながら、 トレッキングや、ツリークライミング、草木染め等を楽しみ、 収穫された山の幸を味わう・・・ そんな、里山の魅力を存分に体験したいと思います。 食育、環境保全・・・何より、「楽しく・美味しく」がモットーです。 気軽に参加して下さい。 人と人、人と自然の素敵な出会いがきっと 人生を豊かにしてくれるはずですから・・・ 活動日　　：４・６・８・１０・１２月の第二日曜日 場所　　　：宮城県登米市東和町相川９１（かじか村） 時間　　　：1

長良川河口堰（ぜき）上流部の水質改善のため国土交通省と水資源機構中部支社が進めている、一時的に堰からの水の流量を増やす「フラッシュ操作」について話し合う「長良川河口堰の更なる弾力的な運用に関する意見交換会」が２日、桑名市長島町のながしま遊館で開かれた。桑名市、愛知県愛西市の市長をはじめ三重、愛知両県の担当者や利水、農業、漁業などの関係者ら約４０人が出席した。 河口堰では弾力的な運用として、００年から堰上流の低層の水質保全のため塩水が侵入しない範囲で一時的にゲートの下から水を流すフラッシュ操作を年平均４１回実施してきた。特に、水温が上がる夏期は下層の水が動きにくくなり、一時的に溶存酸素量（ＤＯ）が低下する。そこで今年４月からは現在、操作の開始目安としている低層のＤＯを１リットル当たり６ミリグラム未満から７・５ミリグラム未満に引き上げる予定で、これに伴い、操作の回数は年２・３倍（９４回）になる

経営危機を打開するため２年前に再生支援の募金を始めた鳥羽市浦村町の「海の博物館」は、３年間の「最終年支援のお願い」と題した募金呼びかけの声明を発表した。石原義剛館長（７３）は「民間博物館の活動の灯を消さないためにも、皆さんの一層のご支援をたまわりたい」と話している。 同館は７１年、石原館長の父の故円吉さんが設立した財団法人・東海水産科学協会が開設し、９２年に現在地（１万７９００平方メートル）に移転した。木造和船８８隻をはじめ、漁労用具や漁村の生活雑貨など約６万点の資料を収蔵し、うち６８７９点が国の重要有形民俗文化財に指定されている。 石原館長によると、同館の経営維持には年間５万人の入館者が必要だが、０９年度の入館者は過去最低の３万８０００人で、１０年度も今年２月末まで３万２９００人と低迷している。 これまでに募金は３１３件、約８２０万円が寄せられた。一方で、財団の基金はほとんどを取り崩して

玄海地区の漁協合併で、昨年９月に合併を否決した８漁協が２日、再度臨時総会を開いた。５漁協が合併を可決（組合員の３分の２以上賛成）したが、屋形石▽小川島▽大浦浜－－の３漁協は再び否決した。 今回可決したのは浜崎▽唐津市▽呼子町▽加部島▽鎮西町－－の各漁協。すでに可決している肥前、高串、波多津を加え８漁協で当面は合併を進めていくことになった。 来週中に合併推進協議会（川崎和正会長）を開き、新漁協の設立委員会の設置時期や否決した３漁協への対応などを協議する。川崎会長は「残念だが、前進していきたい」と話した。 玄海地区の漁協合併は昨年８月に１３漁協が仮契約調印したが、９月の各漁協の臨時総会では３漁協しか可決されなかった。特に組合員の９割が反対した玄海町の仮屋と外津の両漁協は離脱。残りの８漁協は組合員の説得活動を展開し、今回の総会に持ち込んだ。【原田哲郎】

県は１日、山川湾（指宿市）でプランクトンが増殖しているとして赤潮警報を出した、と発表した。山川湾では山川町漁協がカンパチなどを養殖しているが、致死濃度に達していないため２日昼の時点で漁業被害は確認されていないという。 水産振興課によると、２月２８日に漁業者から通報があり、県水産技術開発センターがプランクトン「ヘテロシグマ・アカシオ」の増殖を確認した。警報は２８日付。県は漁業者に餌を止めるなどの対策を指導している。 同湾では同じプランクトンの増殖で９０年に４７０万円の漁業被害が出ている。【福岡静哉】

春の訪れを告げるイカナゴ漁が３日、大阪湾と播磨灘で一斉に解禁され、銀白色に輝く約３センチのイカナゴの稚魚「新子（しんこ）」が次々と水揚げされた　兵庫県明石市の林崎漁港では明け方から、漁船１５隻が出港。取れたての新子は早速初競りにかけられ、地元の商店街などに運ばれた。　「くぎ煮」など、春の味覚として食卓に並び、漁は４月中旬まで続く。漁業関係者は「初日の水揚げは少なめだが、これから期待できる」と話していた。

「くぎ煮」の材料となるイカナゴの稚魚・シンコ（新子）の漁が３日、播磨灘と大阪湾で解禁され、夜明けとともに漁船が一斉に海へ繰り出した。 兵庫県明石市の林崎漁協では、午前５時半頃から１５隻が出港、２隻一組で網を引き、３〜５センチのシンコを次々に水揚げ。漁協によると、今年の稚魚は小ぶりで、初日の漁獲量は例年より少なめだったが、今後は増加が見込まれるという。漁は４月中旬まで続く。 浜値は１カゴ（２５キロ）が２万５０００円で、午前中に鮮魚店やつくだ煮店の店頭に並んだ。同漁協の仲谷宏参事（５８）は「くぎ煮は各家庭の味。食卓で春を感じてもらえれば」と話していた。

クリックして拡大する記者発表会で田植えデモを行い、稲を植えたペットボトルを手にする佐々木希さん＝３日午前、東京・霞が関（中鉢久美子撮影） 農林水産省は３日、新しい食育活動「マジごはん計画」をスタートさせた。食生活改善の必要性などを訴えてきた従来の活動から転換し、「食のことを考えよう」とシンプルに強調。女性を中心に若い世代への浸透を狙っているのが特徴だ。　食や農業について国民が「本気（まじ）」で考えるよう働きかける活動で、同省内でこの日開いた記者発表会にはモデルの佐々木希さんが登場。「モデルは体力勝負なので、ちゃんと食べるようにしています。楽しく食事をすることが一番大事」と呼びかけた。また、フードコーディネーターのＳＨＩＯＲＩさんは「カブの豆乳ポタージュ」など野菜を使った独自メニューを紹介した。　計画は、東京・渋谷で５日に開かれる国内最大級の若者向けファッションショー「東京ガールズコレクショ

大量のハンドウイルカの赤ちゃんがメキシコ湾岸で座礁死している。アメリカ政府機関の最新報告によると、その数は非常に憂慮すべきものだという。 大量死の原因は不明だが、専門家は、昨年発生したイギリスの大手石油会社BPによる原油流出事故と安易に関連付けないように呼びかけている。 米国海洋大気庁（NOAA）の南東部海洋哺乳類座礁ネットワーク（Southeast Marine Mammal Stranding Network）に所属するブレア・メイス氏は、「誰もがこの結論に飛びつきたがるが、現時点では時期尚早だ」と話す。 NOAAの最新統計によると、1月1日以降、アメリカ南東部のルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ、フロリダ各州の海岸で総計80頭のイルカの亡骸が発見されている。 42頭が新生児の子イルカで、ほとんどがミシシッピ州とアラバマ州で座礁していた。多数のメスが両州の浅い海岸で出産と子育てを行うため

インターナショナル ボートショーでトークショーを開いた間寛平さん マラソンとヨットで地球一周に挑戦した「アースマラソン」を完走した間寛平さんが3日、パシフィコ横浜（横浜市西区）で開催された第50回「ジャパン インターナショナル ボートショー2011」でトークショーを開き、寛平さんとともに太平洋と大西洋をヨットで横断した比企啓之さんも登場し、寛平さんは「二人で頑張りましたね。よう連れてってくれた」と比企さんをねぎらった。比企さんが「本当は日本海のベストシーズンは5月なのに、太平洋をベストシーズンで迎えるために冬に出発した。本当はやってはだめな時期」と明かすと、寛平さんは「知らんものの強みです」と胸を張って、会場を笑わせていた。 　寛平さんにヨットのノウハウを教えた比企さんは「一瞬で風が吹いている方向が分からないと動けないので、あえて海の上でレクチャーしたんです。でも寛平さんは出航から1週間、

上五島の海見つめ直す道徳授業　魚目中でダイビングショップオーナー 五島の海の魅力について語る今田さん＝新上五島町立魚目中 新上五島町丸尾郷の町立魚目中（前田安臣校長、６５人）で１日、「上五島の美しい海」をテーマにした道徳の授業があった。同町道土井郷のダイビングショップ「ナイスばでぃー」のオーナー、今田哲也さん（３８）の講話などを通し、全校生徒が故郷の海の素晴らしさや環境保護の大切さを学んだ。 今田さんは、海中を優雅に泳ぐ魚などを収めた映像を上映した後、「実際に潜って自分の目で見るともっとすごい」と上五島の海の魅力を強調。海の生き物やダイビング機材を紹介したり、クイズを交えながらごみが海に与える影響を説明した上で、「五島の海を守るためにごみ問題に興味を持ってほしい。五島の海はとってもきれいな海で、誇りを持って（島外の人に）自慢してください」と呼び掛けた。 講話の後、生徒会長の洪川勝之進

１３日、御崎神社に行った折に撮影した 仲網大漁記念碑の「解説板」の写真を見ながら 碑文を書き起こしてみました 仲網大漁記念　あらすじ 以前三陸地方では鮪を捕る方法は建網によっていました。中でも唐桑では鮪大網が有名でし た。そして今の仲網は嘉永年間（一八四八～一八五三）わが古館家の祖父鈴木勘右衛門が復興し たもので、父禎治が継承して今日まで続けておりました。その間豊漁の年や不漁の年もありまし たが、祖父が復興して六十年経った今年、天運循環して必ず漁獲が多かろうと期待し、元網・ 仲網のほか休業していた三丁目漁場も再興しました。また崎浜の中川原家小野寺氏も津 本漁場を復興し、協力し合って四月中に準備を完了しました。こうして仲網は七月十一日を もって始まり、すぐさま鮪一万尾を獲ることが出来ました。それ以降一万から二万尾ずつの漁獲 があり、一期間を通じての水揚げは十万尾余りの多きにおよびました。他の

中津市のＮＰＯ法人水辺に遊ぶ会（足利由紀子理事長）の「作っちゃおう食べちゃおう・のりづくり体験」が２月２７日、市内の北部公民館であった。大勢の家族連れが、地元産ノリを使ってのりすきなどに挑戦した。 のりが、どのようにして作られているのかを学び、地元の海でも採られていることを知ってもらうことで、環境保全意識高揚につなげようと、毎年この時季に開いている。 ４０家族の約６０人が参加。広津正行さん（７７）ら地元関係者の指導で、まずはのりすき。子どもたちは、新鮮なのりをすだれに載せた木枠で四角形にする作業に挑戦。苦労しながらもきれいな形に整えていた。 すいたのりは、そのまま天日乾燥。同日夕には各自で持ち帰った。 家族で参加した山本雄大君（１０）（豊田小４年）、晶子さん（８）（同２年）の兄妹は「のりすきが楽しかった。きれいに出来上がったのがうれしい。自宅で食べるのが楽しみ」と笑顔。父の隆さん、

鳴門市、兵庫県南あわじ市など鳴門海峡沿岸で昨年末から漁船の船外機が相次いで盗まれている事件で、鳴門市鳴門町の亀浦漁港（八木の鼻地区）に係留された漁船から、新たに８台が盗まれていたことが、２日わかった。鳴門署が窃盗事件として捜査している。 鳴門町漁協によると、盗まれた船外機は重さが１台３０〜４０キロあり、約３０万円する。同港では昨年１１月以降１３台の船外機が盗まれ、盗難に遭った船外機は合計で２１台になった。

石巻市の牡鹿半島沿岸の浜に春の訪れを告げる養殖ワカメの収穫が始まった。漁港岸壁では早朝から刈り取ったワカメの選別と出荷作業に追われる人たちで活気づいている。 県内産ワカメでは同市北上町の「十三浜ワカメ」が有名だが、仙台湾に面した牡鹿半島のワカメは、メカブが大きく粘りがあるのが特徴という。それだけに生産者らはメカブの出荷に力を入れる。 同市小渕浜の阿部諭さん（５６）によると、「作柄は例年並みだが、浜値は岩手県産が品不足から前年同期より１割ほど高め」と表情も明るい。作業は４月中旬まで続く。【石川忠雄】

沖縄・石垣島の香辛料を使った「石垣島ラー油」が驚異的なヒットをみせている。ブームとなっている「食べるラー油」の先駆けで、今や予約は１年待ち。店には連日、行列ができる。ヒット商品を生み出した「ペンギン夫妻」の軽やかな生き方は映画になることも決まり、製作の準備が進んでいる。 ラー油の製造販売元「ペンギン食堂」は、石垣市中心部のゆいロード沿いにある。「石ラー」と呼ばれる１００グラム入り瓶１本８００円のラー油を買おうと、毎朝８時前には店の前に長い行列ができる。ピークは７、８月だったというが、９月中旬の平日でも２００人ほどが並んでいた。 取り寄せだと１年待ち。インターネットのオークションでは２倍の高値がつくことも。品薄が人気に拍車をかけるが、月平均約１万本という現在の出荷ペースが限界という。島唐辛子やウコンなど、材料の多くは島の農家の手作りで、急な増産ができないからだ。 過熱するブームをよそに

宮津市の土産品として人気の「徳利（とっくり）いか」作りが、水産加工業「鞍岡商店」（同市漁師）で大詰めを迎えている。熱燗（あつかん）にした日本酒を入れ、香ばしい風味を味わいながら数回飲んだ後、あぶればそのまま食べられるという。 戦前から３代続く同店は、市内で唯一の製造業者。近海でとれたスルメイカを使い、内臓や足を取り除いた後、皮をむいて乾燥させる。コンプレッサーで胴に空気を送ると、ぷっくりしたとっくりの形になる。今季は昨年１１月から作業を始め、今月下旬まで約５千個を製造する予定だ。 イカのミミでつくったおちょこが付いて、１個７５０円程度で販売されている。問い合わせは同店（０７７２・２２・２７７８）へ。（平畑玄洋）

壮年期向け食育の一環として生活習慣病予防のお弁当が２日、砺波市役所で市幹部や市議らに配布、試食された。市食生活改善推進員協議会（境嘉代子会長）が提供、公民館活動などで中高年対象に普及を図る。 食習慣の乱れが、地域の生活習慣病患者の増加を招くとして同協議会が取り組んできた。今回は推進員約６０人が９６食を試作。会員らも試食して他のいくつかのメニューとともに協議会誌に載せるなどしてＰＲしてゆく。 今回の献立は、ダイコン菜めし、サケとミニトマトの和風ソテー、ヒジキとジャガイモのピリ辛煮、ホウレンソウと鶏肉のゴマよごし、干しずいきの白あえ、タマネギのユズサラダなど。 １食５２１キロカロリー、塩分３．３グラム、脂質９．５グラム、たんぱく質２４．７グラム。材料と作り方なども載せた献立表を併せて配布。食事と健康のチェック表とともに予防啓発する。問い合わせは、市健康センター（０７６３・３２・７０６２）へ。

日本海から七里長浜を越えて吹き抜けてきた風を受けながら、小高い高山小公園に登る。目にするのは、大きな３本マストの帆船を描いた展望台。少し先に、白い十字架の慰霊碑が立つ。 １８８９（明治２２）年１０月３０日朝、荒れたこの海で１４６１トンの米船チェスボロー号が座礁した。同年１１月８日付の米ニューヨーク・タイムズは乗組員１９人が死んだことなどを横浜発で報じたが、この海難事故では実は４人が助かっていた。 当時、村の若者２人が青森県庁まで懸命に走り一報を伝えた。碑の説明文によると、地元女性が「瀕死（ひん・し）の米人を自分の肌で暖め蘇生させた」という。遺体も丁寧に弔った。 長く語り継がれてきた救助ドラマをきっかけに、旧車力村（現つがる市）と船を建造したメーン州バス市に交流が生まれた。１９９０年、「チェスボローカップ水泳駅伝」がスタート。１チーム５人の泳いだ距離を全チーム分合計し、さらに毎年足し合

楽天カードの本会員は旦那にし、私は家族カードを持ち、楽天で買い物をした場合私今貯めている楽天市場でのポイントに付与できる？

クリックして拡大する第三勇新丸に向け緑色のレーザー光線を照射する反捕鯨団体「シー・シェパード」のゴジラ号＝２月４日、南極海（日本鯨類研究所提供） ニュージーランドの地震で亡くなられたり、けがをされた方は、ホンマにお気の毒やった。だけど、何であんな小さい町に日本人がいっぱい、おったんやろ？　英語勉強するいうても、あの国はちょっとナマリが強いと思うけど…。　今度の地震で政府はさっそく国際緊急援助隊を送ったが、あの名前出すのもおぞましいＳＳ（シー・シェパード）、エコ原理主義者、中国人強盗船長より過激なテロを、えんえん続けとる連中から、日本の調査捕鯨船を守るための“緊急援助隊”は送らんの？　海保のＳＳＴ（海保特警隊）を捕鯨船に乗せたら、あんなカッコだけのテロ船なんか、一発で追い払ってくれるちゅうねん。それやのに何の対応もせんと中止やと！　またイモひいたか…こうもワシの思い通りに、わが国のヘタレっぷ

■白浜町予算案、事業費２億５９９８万円　白良浜と海をはさんで向かい合う湯崎漁港の埋め立て整備事業について、白浜町は２日、来年３月末に完成するとの見通しを明らかにした。事業費２億５９９８万円を新年度一般会計当初予算案に盛り込んだ。　同事業は平成１８年度にスタートし、近畿有数の海水浴場の白良浜と海をはさんで向き合う同漁港を整備して地域振興を図る。海沿いを走る県道の海側部分７４８２平方メートルを埋め立て、防波堤（延長５０メートル）や突堤（同１１０メートル）、公園広場（６９２平方メートル）などを新設する。総事業費は約１２億５千万円。　漁港整備に伴って埋め立て地の利用計画も予算化。特産品直売施設や漁業体験コーナー、海鮮レストラン、朝市コーナーなどを設けた漁業振興施設（鉄筋２階建て、延べ１５６０平方メートル）を建設するほか、１２２台（大型バス３台含む）が駐車できるスペース（５６２０平方メートル）を設け

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.

太平洋に面する肝付町岸良沖の定置網にクロマグロ１０匹がかかり、内之浦漁港に水揚げされた＝写真、内之浦漁協提供。１年に１、２匹は水揚げされるが、これほどの「大漁」は珍しく、地元で話題になっている。 網元の立本順也さん（４１）と従業員の計７人が２月２５日早朝、網を引き揚げようとすると、網の中で「バシャ、バシャ」と音を立て暴れる魚影が見えた。「大きいのが２、３匹いるぞ」とワクワクしながら手に力を入れたが、結果は予想を大きく超えた。 最大で体長１８０センチ、重さ５５キロあった。その日のうちに漁協の市場で１匹２０万円程度で落札され、すぐに東京・築地市場へ。倍近い値で競り落とされたという。立本さんは「この仕事に就いて十数年になるが、クロマグロが一度に１０匹も取れたのは初めて」と、思わぬ「臨時収入」にえびす顔。（柴藤六之助）

2011年3月3日 近い将来、何千もの海洋生物を救うかもしれない魚のロボットが誕生した。見た目はおもちゃのようで、まゆ毛がなんともかわいらしいが、泳ぎだすと本物に近い動きをする。実験では、魚がロボットの動きにだまされ、群れのリーダーだと思い込んでついていった。ロボットが進行方向を変えると、魚の群れも一斉に方向転換をした...近い将来、何千もの海洋生物を救うかもしれない魚のロボットが誕生した。 見た目はおもちゃのようで、まゆ毛がなんともかわいらしいが、泳ぎだすと本物に近い動きをする。実験では、魚がロボットの動きにだまされ、群れのリーダーだと思い込んでついていった。ロボットが進行方向を変えると、魚の群れも一斉に方向転換をしたのだ。 このロボットを使えば、化学物質などの流出によって汚染された海や、タービンのような人工障害物などから海洋生物を守ることができると期待されている。 開発者であるニューヨ

清流に住むとされる魚の「カジカ」（カジカ科）を特産品にするため、飛騨市は新年度、養殖を手がける市水産組合に補助金を出し、施設改修や料理の開発を後押しする。当初予算案に関連経費２０万円を盛り込んだ。 カジカの成魚は体長約１５センチ。淡泊ながら深い味わいで、空揚げや甘露煮、塩焼き、さしみなど幅広く利用されている。市によると、県内では美濃、飛騨地方の川の上流部に生息しているが、川の汚濁などで激減しているという。 こうした状況に危機感を持った県河川環境研究所下呂支所が２００７年頃、カジカの人工養殖を呼びかけ、飛騨市水産組合の田中耕一組合長（５４）らが研究を始めた。これを聞いた同市が資金面でバックアップし、市の特産化を目指すことにした。 田中組合長らは今後、市内の関係者で「カジカ養殖研究会（仮称）」を設立し、養殖技術の確立と清流のイメージに合った食材の研究を進める。 田中組合長は「飛騨市を代表する特

７０年ぶりにクニマスが確認された富士河口湖町の西湖で２日、解禁となったワカサギの刺し網が引き上げられ、クニマスの可能性がある魚１匹が掛かった。西湖漁協は県や京都大にクニマスかどうかの鑑定を依頼する。 　魚が掛かったのは、湖北岸に設けた禁漁区から東へ約４０メートル、水深約３０メート… 続きは山梨日日新聞紙面または山日携帯サイトでご覧になれます。

「どうだ。旨そうだろう。俺が捕ってきたんだ。日本じゃ馳走だぞ」。ネチャチャの戸惑いの理由がわからずに小弁が言った。「トラックではティキィ（鰻）は捕っても食べてもいけない魚です。エピヌ（禁忌（きんき））なんです」「禁忌だというのか。どうしてだ」「ティキィは深い海で育って川に戻ってくるので海の神の使いといわれています。だから捕ってはいけないのです」「ばかな。鰻は川の魚だ。そんなのは日本で迷信というんだ」「でもトラックではエピヌなんです。ここで生きていくためには私達と同じ約束を守らないといけません」　いつもにこやかなネチャチャが厳しく断固たる口調で言った。小弁も土地土地の禁忌があることくらい理解できる。「すまん。川に返してくるよ」「人の手で触られたティキィは穢（けが）れたので海に返すのがしきたりです。さっき法螺貝がなったでしょう。それが合図です」　鰻をぶら下げ、意気揚々と川から戻る途中、村人に見

◇日韓研究者が共同執筆 日本の植民地支配に抵抗した朝鮮半島の「３・１独立運動」の日に合わせ、「日本コリア協会・愛媛」（東俊一会長）が１日、愛媛と植民地支配の関係を調査した「植民地朝鮮と愛媛の人びと」（同会編著、愛媛新聞社刊）を出版した。愛媛から移住した漁師の根拠地「愛媛村」や、農民蜂起を鎮圧した愛媛出身者らの軍部隊、独立運動に参加した愛媛出身の女子学生など、あまり知られていない、植民地の「支配」と「抵抗」の双方にかかわった愛媛の人々に焦点を当てている。【栗田亨】 同会は、「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書採択問題をきっかけに、０２年から朝鮮半島の植民地支配について講演会を開催。同書では、講演会で講師を務めた日韓の研究者ら計７人が、文献や現地調査を１０年間重ねた成果をまとめた。 日清戦争時に朝鮮半島で起きた「東学党の乱」（甲午農民戦争）を、愛媛出身者らで構成する日本軍部隊が鎮圧する様子を

クロマグロ一挙１０匹！！　肝付町沖合の定置網 2011年3月3日 00:28 カテゴリー：九州 > 鹿児島 内之浦漁港に２月２５日、水揚げされた大漁１０匹のクロマグロ（内之浦漁協提供）　鹿児島県肝付町岸良の沖合にある定置網でこのほど、体長約１・５メートル、体重５０キロ前後のクロマグロが１０匹も一度にかかった。地元の内之浦漁協によると、高値で取引されるクロマグロの水揚げは年に１、２回ある程度で「こんなことは初めて」と話題になっている。　クロマグロが揚がったのは２月２５日の早朝。大きいものは体長約１・８メートルあった。網元の立本順也さん（４１）によると、漁船の乗組員７人で約２キロ沖合に仕掛けた網を揚げ始めると、大型の魚が波打つ姿が見えた。最初はマグロとは思わず「驚いて盛り上がり、手に力が入った。内之浦でマグロを一度に１０匹も見るのは初めて」と話す。　１匹約２０万円で落札され、東京の築地市場

１年前のチリ地震津波が三陸に残した教訓は何か。今後３０年で発生が確実視される「宮城県沖地震」による津波は、どう異なるのか。被害の軽減を目指す「津波工学」の分野で活躍し、世界各地での現地調査にも携わる東北大学の今村文彦教授に聞いた。 ――三陸海岸に押し寄せたチリ地震津波の特徴は？ 「『遠地津波』だった。津波が発生した場所が遠く、警報が出てから津波が来るまで時間があったが、余裕があったからこそ起きる問題や課題もあった。代表的なのは、車で避難したり、途中で食料などを買うためにスーパーに寄ったりした人がいたことだ」 ――宮城県沖地震だったら？ 「早い所では地震発生から１０分程度で津波がやって来るので、相当な混乱が予想される。ちょっと想像してもらえば分かるが、高台には歩いて行けばすぐに着く。でも、車だと遠回りになる。途中、交差点での渋滞も起きる。車の使用は、高齢者や歩けない人たちを除いて原則