大型連休中の東北新幹線の利用者は、震災の影響で大幅に減った去年と比べ、2点5倍に増え、4月から始まった観光イベント「いわてデスティネーションキャンペーン」の後押しを受けて大幅に増加しました。 JR東日本や東日本高速道路などは4月27日から5月6日までの大型連休期間中の各交通機関の利用状況をまとめました。 それによりますと東北新幹線の北上駅と宮城県の古川駅の間の利用者はおよそ50万1000人と震災の影響で列車の本数が大幅に少なかった去年に比べ2点5倍に増えました。 これは震災前のおととしと比べても13%増えていて、JR東日本では、「いわてデスティネーションキャンペーン」や桜の満開の時期が重なったことで乗客が大幅に増えたと見ています。 一方、東北自動車道は今年3月末に無料化の措置が終了し、高速道路の利用が敬遠されたことなどから1日あたりの車の台数は2万9300台と去年と比べ2%減少しま