紫電改のタカ（しでんかいのタカ）は、ちばてつやの漫画。少年漫画誌『週刊少年マガジン』に1963年（昭和38年）7月から1965年（昭和40年）1月まで連載され、その後も新書／文庫による単行本が出版された。 概要[編集] 太平洋戦争末期に日本海軍の最後の希望として配備され、防空戦で奮戦した戦闘機「紫電改」に搭乗するパイロットとその周囲の人々を描いた戦記漫画。戦う軍人や航空機を勇ましく、美しく描く一方で、死と隣り合わせの戦争の中で生きる若者たちの苦痛や苦悩を描き出し、子供たちに戦争の二面性を感じさせ、当時の多くの子供の心をつかんだ人気作品となった。 この当時、戦記物のブームがあり、ちばてつやも編集部の依頼で書くこととなった（ただし、この時点であまり気が進まなかったと後に語っている）。連載当初は、一般的な戦記物と同じような展開をしていたのだが、書けば書くほどに疑問が募り、中盤以降独自の展開をする

食を通じた被災地支援を続けるＮＰＯ法人ソウルオブ東北（東京都渋谷区）の料理教室は２６日、気仙沼市の被災者が暮らす一関市千厩町の仮設住宅で開かれた。千厩地域のレストランあさひやの原田良一シェフが気仙沼産カツオを使った料理を披露し、住民は古里の味に笑顔を見せた。 食によって仮設住宅の住民を結び付ける「チームおむすび」の活動で、集会場に住民約４０人が集った。 原田シェフは、支援団体が寄せた山形県産米や宮城県南三陸町産のワカメのほか、地元のいわいどりなどを材料に、ユーモアと励ましを交えて実演した。 【写真＝原田良一シェフ（右）が実演した料理に並ぶ住民】 (2013.6.27)

岩手県、防潮堤整備事業で土地収用申請へ　復興事業で初 東日本大震災で損壊した岩手県釜石市の片岸海岸防潮堤の整備事業で、岩手県は２８日、土地収用の事業認定を国に申請する。国の復興道路や国道の工事で土地収用手続きに入った例はあるが、県による復旧復興事業の認定申請は全国で初めて。 　土地約５．４ヘクタールを取得し、高さ６．４メートルだった防潮堤を１４．５メートルにし、鵜住居川の河口に水門を整備する。 　取得予定地のうち約３７００平方メートルが、明治時代の登記簿に４１人の所有と記載があるのみで、現在の所有者が分かっていない。国と県は同地区をモデルとして、土地取得の迅速化に取り組んでおり、任意の土地取得と並行して収用手続きを取ることにした。 　事業認定まで通常３カ月かかるのを、国との事前協議により２カ月以内に短縮し、年内の県収用委員会への裁決申請を目指す。収用委員会の裁決手続きには通常１年～１年半か

トップ > 中日スポーツ > 釣り > 紙面から＜中日スポーツ＞一覧 > 記事 【釣り】 ＜ぐるっと北勢～駿遠＞　満月にシーバス乱舞 2013年6月28日 紙面から 矢作川で７７センチのシーバスを仕留めてきた加島さん 先週の「ぐるっと」で各魚種とも爆釣が巻き起こる可能性があると指摘した２３日のスーパームーン（１年で最も大きく見える満月）の前後数日。案の定、ビッグニュースが各地から舞い込んだ。台風４号の雨による濁りが好影響をもたらしたこともあるが、矢作川（愛知県西尾市）ではシーバス、クロダイの荒食いが発生。木曽川（愛知県愛西市～弥富市）でも年なしクロダイや大マダカが姿を現した。ファミリーにうれしいのは、遅れていた小サバが、シオ（カンパチの子）などの青物とともに伊良湖港（愛知県田原市）に大量接岸したこと。三河湾内に入ってくるのも時間の問題だろう。　（海老原秀夫） 詳細は28日の中日スポーツ紙面

映画ニュース 芦田愛菜がハリウッドデビュー…ＳＦ大作「パシフィック・リム」 （6月28日） 人気子役の芦田愛菜が８月９日公開の米映画「パシフィック・リム」でハリウッドデビューを果たした。（6月28日） [全文へ] ニュース 「エヴァンゲリオン」の刀再現　関で９月から （6月28日） 岐阜県関市は２７日、同市南春日町の関鍛冶伝承館で９月２１日から、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」と伝統の刀剣づくりの技術を融合させた「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」を開催すると発表した。（6月28日） [全文へ] ニュース 淀江傘の絵付け挑戦　　映画スタッフ米国人 （6月28日） ７月６日から公開されるディズニー映画「モンスターズ・ユニバーシティ」の制作に関わった米国人アーティストのエイドリアン・モリーナさん（２７）が２７日、映画のＰＲのために鳥取県米子市を訪問。同市の伝統工芸「淀江傘」のキャラクター絵付

トップ > 静岡 > 6月28日の記事一覧 > 記事 【静岡】 《経済》　「稲取キンメ」を商標登録　伊豆漁協 Tweet mixiチェック 2013年6月28日 キンメダイを船から岸壁に揚げる漁師たち＝東伊豆町の稲取漁港で 東伊豆町の稲取漁港に水揚げされる高級魚のキンメダイを、地元の伊豆漁協（稲取支所）が「稲取キンメ」として地域団体商標に登録した。県内の農林水産物ではサクラエビや茶、ミカンなどが登録済み。工芸品などを含めると稲取キンメで十八件目となる。 地域団体商標は商品名に地域名を冠した“ご当地ブランド”。特許庁が登録申請を審査し、歴史や知名度など厳しい要件を満たす必要がある。伊豆漁協は二〇一〇年九月に出願していた。お墨付きを得て商標登録することで、漁協として独占的に稲取キンメを名乗ることができる。今後はロゴマークを決めるなど、町や産業団体などと連携して活性化策を検討する。 稲取のキン

盛夏に向かって旬となるアジ、秋まで漁が盛んなカツオやサンマ、近海物のマグロも夏から漁獲が本格化する。いずれも循環器疾患の予防や悪玉コレステロールを減らすなど、機能性が早くから注目されてきた不飽和脂肪酸のＤＨＡ（ドコサヘキサエン酸）、ＥＰＡ（エイコサペンタエン酸）を多く含む。やはり含有量の多いイワシやアナゴとともに、この時季の食卓を彩る。　ＤＨＡ、ＥＰＡはα－リノレン酸などとともにオメガ３脂肪酸に分類される。国立精神・神経医療研究センター（東京都小平市）は１９日、オメガ３脂肪酸の割合が高い食事が恐怖や苦痛を伴う記憶を緩和すると発表。糖尿病の発症リスク低減、インフルエンザウイルスの増殖防止、うつ、アルツハイマー病の抑制も期待大だ。　しかし、厚生労働省が昨年１２月に発表した平成２３年国民健康・栄養調査では、魚介類の摂取量は１３年に比べて減少した。１日平均摂取量は全体で１０２．９グラムから７８．６

【新華網】　中国山東省青島市で２５日、小口子公安辺防派出所の警官たちが養殖エリアのアオノリ大繁殖による被害情況を確認していた。 青島市膠南市にある一部の海水養殖場には最近、アオノリが広範囲で繁殖し、水底に沈んだアオノリの腐敗によってホタテガイや魚類が酸欠になっている。 地元の公安辺防派出所が通報を受けて現地で被害情況を確かめ、海水養殖エリアのアオノリを除去。魚やエビの窒息死による養殖業者への経済的被害を回避した。（新華社記者　李紫恒撮影） （翻訳　劉英／編集翻訳　恩田有紀） 2

兵庫県明石市は２７日、東京海洋大客員准教授のさかなクンを、明石ダコをはじめとする市の水産物をＰＲする「明石たこ大使」に任命すると発表した。 任期は７月１日から２０１６年３月末まで。さかなクンは無償で、自身のホームページやテレビ出演を通じ明石の海や魚を情報発信。市のイベントにも出演してもらう。 さかなクンは小学生の頃、タコをきっかけに魚に興味を持つようになったといい、豊富な魚の知識と高い知名度から選んだ。 任命式は８月９日午後２時から同市東仲ノ町の市生涯学習センターで開かれる。式後はさかなクンによる子ども向けの講演やクイズもある。参加希望者は７月１２日必着で市広報課に往復はがきで申し込む。定員２５０人。問い合わせは同課（０７８・９１８・５００１）。

甚大な津波被害が見込まれる浜松市南区の遠州灘沿岸＝２６日午後２時４０分ごろ、本社ヘリ「ジェリコ１号」から 県が２７日に公表した第４次地震被害想定（第１次報告）で、長い海岸線を持つ浜松市の津波浸水域は、３次想定の９・５平方キロから最大４１・９平方キロと、県内市町で最も広大な面積となった。最悪のケースでは、津波に起因する死者だけで市内で約１万６千人を超える。被害軽減に大きな効果が見込まれる遠州灘沿岸の防潮堤はまだ、試験施工前の準備段階。完成を待つ住民の声は切実だ。 　国の南海トラフ巨大地震の想定（昨年８月公表）でも浸水域に含まれていなかった浜松市南区白羽町は４次想定で初めて、浸水の危険性が指摘された。武藤佑吉自治会長（７５）は「（南区の最大津波高）１５メートルは無力感さえ感じさせる数字。それだけに防潮堤の恩恵は計り知れない」と話し、早期整備を願う。 　ただ、一方でハードの効果を過信できないとの

魚も農産品もブランドものが大はやり。ブランドが付く前より３倍にハネ上がる魚があるというから、他の成功事例をまねようとする動きは全国各地でおこるのは当然といえる。「大間のマグロ」「関アジ・関サバ」「明石タコ」などは誰もが知る名ブランド。当然のことながらブランドの由縁は美味(おい)しいからに他ならないが、好き勝手に自称できるものではないようだ。 ▽魚の扱い方が全然違う 例えば、「関サバ」を名乗るには、必須の条件がある。一つ目は、大分県漁協佐賀関支店に所属する組合員（漁師）が伝統の一本釣りで釣りあげたこと。次には、平均的な大きさである７００グラム以上必要なこと。三つ目は、釣り上げた漁師が佐賀関支店と取引する５社の仲卸業者を通して出荷されるサバだけが「関サバ」と称することができる。 大分市・佐賀関町役場の水産課に地元漁師を紹介してもらい、なぜ美味しいのかコメントを取ると、「瀬の早い豊予海峡で育った

【長崎緑子】姿が似ているウナギとアナゴが、同じエサを大きさで食べ分けて一緒に暮らしている――。こんな両者の関係を東京大学の海部健三特任助教（保全生態学）が児島湾（岡山県）で明らかにした。ウナギが大きいエサ、アナゴが小さいエサを食べていたという。日本水産学会の英文誌に発表した。 　主にウナギは川、アナゴは海にすむ。真水と海水が混ざった汽水域には両方が生息するため、海部さんは、同じような細長い姿をしたウナギとアナゴはエサを巡って争っているのではないかと予想。旭川の水と瀬戸内海の海水が流れ込む児島湾で、２００７年９月〜０９年１２月にニホンウナギ３８０匹とマアナゴ２２１匹を捕まえ、体の大きさや胃の中身を調べた。 　その結果、ウナギもアナゴも主に海の底のアナジャコを食べていた。ただ、体の大きいウナギ（平均体長５５センチ）の方がアナゴ（同３５センチ）より平均で２倍近く大きいアナジャコを食べていた。 続

黄金色のスッポン＝福岡県大川市 　福岡県大川市の釣り愛好家、辻健蔵さん（６３）は黄色みを帯びた肌色のスッポンを飼育中だ。重さ１・２キロで体長２０センチ余り。辻さんには黄金色に見える。 特集：どうぶつ新聞 　佐賀市の知人が有明海沿いのクリーク（水路）で釣ったもの。大分の水産研究施設によると、この一風変わった色は近親交配による白化現象が原因らしい。 　有明海沿いにはクリークが広がって外来種のカメが繁殖、フナなどの魚を食べる習慣は薄れている。そんななか、辻さんは「こんな宝物は食えない」。 関連リンク青いアマガエル、幸せ呼ぶ？　「珍しい」突然変異　山口(4/21)色白ハブ発見、黄金色より希少　沖縄・八重瀬で捕獲(3/28)真っ白ヒヨドリ見つけた　埼玉・羽生(3/22)美白ナマコ、人気者　かごしま水族館で展示(3/21)落とし物のヘビ、転身鮮やか　岡山、干支イベントで活躍(2/23)最新トップニュー

台湾・聯合報の報道によると、台湾の指導者、馬英九氏は宜蘭県で２３日、「海洋はわれわれの生命線であり、海洋資源を保護しなければならない」と強調した。中国新聞網が伝えた。 宜蘭県蘇澳鎮蘇澳区漁会（漁協）によれば、１３年５月１日から６月１７日にかけて南方澳漁港で競りにかけられたタイセイヨウクロマグロの数は３４９匹と、昨年１年間の競売数を２００匹以上超えた。だが、この時期に同じ海域で漁獲されたビンチョウの数は１万３０００匹余りから９０００匹ほどに減っており、漁獲量は３割減少、取引量も全般にみて減った。 2

鳥取県境港市の境港で２７日、クロマグロ１４トン（２２１匹）が水揚げされた。今年１３回目の漁獲で、累計が昨年実績２８回の５８３トンとほぼ並ぶ好漁となっている。　鳥取県をはじめ東京都、石川県の巻き網船団が水揚げしたクロマグロは、この日で計５８１トンに達した。昨年同日では４回、１２９トンだっただけに、今年はハイペースでの水揚げとなっている。　同県水産試験場（境港市）は「天候に恵まれ、操業が順調なためでは。漁場は現在、新潟県佐渡島付近で、大きさもシーズン当初の約２倍６０～７０キロ級となった」と分析し「漁は７月が中心で、これから１００キロ級も捕れる。総水揚げは１５００トンに近づくのでは」と話している。　今年の初水揚げは今月６日で、記録が残る平成４年から６番目の早さだが、昨年よりは４日遅くシーズン開幕を迎えている。日本海のクロマグロ漁は、例年８月中旬ごろまでという。

生息数が激減しているニホンウナギについて、世界の野生生物の専門家などでつくるＩＵＣＮ＝国際自然保護連合は、絶滅危惧種としてレッドリストに載せるかどうか検討を始めることになりました。 ＩＵＣＮは、生息数が激減している世界各地のウナギ１９種類を絶滅危惧種としてレッドリストに掲載するかどうか検討するため、来月１日から５日までロンドンで専門家による作業部会を開く予定で、ＩＵＣＮによりますと、ニホンウナギも検討の対象となっているということです。 作業部会では、ウナギの個体数のデータなどを分析したうえで世界中から幅広く意見を集め、数か月かけて、レッドリストに掲載するかどうか判断するとしています。ＩＵＣＮのレッドリストには法的拘束力はないものの、絶滅のおそれがある野生動植物の国際取り引きを規制するワシントン条約で、規制の対象にするかどうか決めるための重要な参考資料となります。このため、仮にレッドリストに

震災後初の新造船進水　気仙沼・唐桑 大漁旗をはためかせて航行する第３８漁徳丸。船名は津波で失われた伯父の船と同じで、間もなく誕生日を迎える小野寺庄一さんの年齢「３８」を冠した。船首に設けた突き台が誇らしげだ 宮城県気仙沼市唐桑町で、地域に根付く「突き棒漁」に用いる小型船が東日本大震災後初めて新造され、宿舞根（しゅくもうね）漁港で進水した。（写真部・岩野一英） 　突き棒漁は船首に取り付けた突き台から長さ５メートルほどのモリで大物のメカジキやマンボウを狙う。唐桑町では震災前まで１４隻がこの漁法で操業していたが３隻が被災。先行きが心配されていた。 　新船の第３８漁徳丸（６．６トン）は国の補助金を活用し総額７０００万円で建造。船長の小野寺庄一さん（３７）＝同町崎浜＝は「震災まで乗っていた伯父の船（１９トン）が津波で流された。俺は突き棒で生きていく。成功してお世話になった全国の人たちに恩返ししたい」