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メンツとプライド くねくね科学探検日記
面子をつぶされるという表現の、面子の意味は、日本人なら誰でもだいたい解っていると思う。 しかし、こ... 面子をつぶされるという表現の、面子の意味は、日本人なら誰でもだいたい解っていると思う。 しかし、この言葉の持つニュアンスは、西洋の人には実はあまりわからない。実際、英語には面子にあたる言葉はもともと存在しないんだよね。 面子という概念は、東アジアというか、中国、韓国、日本ではわりと同じような意味で共有されている。おそらく、この三国以外にも、かつての華夷秩序文化圏ではだいたいその意味が共有されているんじゃないかと予想する。 でも、欧米にはそれはない。 いちおう、英語表現でも、面目をつぶされるという言い回しとして、lose face というのはあるんだけど、社会学者ゴフマン(ErvingGoffinan)によると、英語圏での「face」の概念は中国語の「面子」に由来するという。つまり、英語圏の人にとって、これは外来語ってわけだ。 ときどき、外交の専門家を名乗る人とかが、ヨーロッパの人
2014/03/16 リンク