本の記事 : 国会図書館、ネット公開一部中止 仏教経典、抗議受け - 赤田康和 | BOOK.asahi.com：朝日新聞社の書評サイト

著作権が切れ、誰でも中身を公開できる本なのに、国立国会図書館が、出版社の抗議を受けて、インターネット上での無料公開を一時中止した。図書館には国民の知へのアクセスを助けるという役割もあるのに、法的な裏付けのない抗議に応じたのはなぜか。 問題になったのは、仏教の経典を集めた全８８巻の『大正新脩大蔵経』。編者の高楠順次郎氏の死後５０年が過ぎ、１９９５年末に著作権は消滅。国会図書館は全ページをスキャンする電子化を進め、２００７年に３７巻分、今年２月に残りの５１巻分をネット公開した。 同書の紙の本は大蔵（だいぞう）出版が刊行したものが、今も販売されている。全巻セットだと約１５６万円。同社は「無料公開されたことで年間１千万円以上の売り上げが３分の１程度に減った」として、６月、中小出版社でつくる団体・日本出版者協議会と共に、国会図書館に公開中止を申し入れた。 同館は公開を一時中止し約３カ月後に最終判断す

[kits]

2013年8月記事。「担当者は『法的には公開をやめる理由はないが、出版社を衰退させるのも良くない』と話す」

[shomotsubugyo]

この記事でオモシロいのは、館長によって政策が変わりうることを指摘しているところ(σ・∀・)σ　次は誰が国会図書館長になるかなぁ。。。（＊゜-゜）

[medihen]

”著作権が切れ、誰でも中身を公開できる本なのに、国立国会図書館が、出版社の抗議を受けて、インターネット上での無料公開を一時中止した”

[itarumitinari]

「同館の長尾真前館長は、電子化した蔵書を数百円でネット配信し作家にお金を分配するという構想をも掲げたが、出版社が反発して頓挫。現在の大滝則忠館長は出版界との融和を重視する路線に転換」

[terazzo]

図書館のせいで本が売れなくなったとしても、図書館に文句言うのおかしいと思う。仮に図書館以外が電子化した蔵書を数百円でネット配信始めても止める根拠無いのでは。

[copyrightjp]

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