さらば、沈黙の俳優：日経ビジネスオンライン

俳優の高倉健さんが11月10日に亡くなっていたことが発表された。 死因は悪性リンパ腫。83歳だった。 私自身は、高倉健さん（以下敬称略）について、特別な思い入れを抱いている人間ではない。 同世代の男の多くが、この人のかなり熱心なファンであったことを思えば、むしろ冷淡な組だったと言っても良い。 それでも、40歳を過ぎた頃から、この人の演技（というよりも、演じている役柄に対してかもしれない）に、共感を抱くようになった。 その「共感」については、あとで詳しく説明する。 とにかく、ひとことでは説明しにくいタイプの俳優だった。 映画は私の弱点だ。 演技も苦手分野だ。 大学に入って間もない頃、まわりにいた映画通の毒気にあてられて、 「オレは映画なんか見ない」 と、変な決意を固めて以来、映画とは縁の遠い人生を送って、ここまで来てしまった。 バカな意地を張ったものだと思う。 わがことながら、自分のケツメド

[redpants]

セガールが死んだのかと思った

[sika2]

着眼点はなるほどと思うけど、アベちゃんを批判するために健さんを使われたような気がして気分は良くない。

[Ayrtonism]

途中まで読んで、「それに引きかえ安倍首相の語り口はよ」と思ってたら、オダジマンのオチもそっちだった。みんなそう思うよね。同じ日だけになおさら。

[taki0313]

途中までいい話だなぁと思ってたけど落ちが政治と絡めてくるなんてクッソ覚めたわ

[buhikun]

健さんは（ヤの字のくせして！）品があった。あとはストイック。これ両方具有しとる大人って絶滅危惧種やねぇ（嘆息

[Yoshitada]

『網走番外地』の高倉健は、結構よく喋ってたけどね。

[ueshin]

贖罪に耐える日本人という見方はそうかもねと思う。

[LondonBridge]

『「敗戦というトラウマを抱えながら復興にいそしむ戦後日本」の自画像』かぁ。任侠映画でトップスターになったのは1963年以降。ファンは学園紛争やってた世代だし、太陽族石原慎太郎とは一歳違い

[Seiji-Amasawa]

名文だ。胸打つところがあり、読んでていたく感激しました。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[shioki]

"誰もが、感情を押し殺し、自分の足もとを見て耐えていた時代、たしかに、高倉健は名優だったのだ。たやすく激高し、なにかにつけて声を荒げる政治家を見るにつけ、そう思う"

[S_Satonaka]

当事者意識を持つ者と持たない者の間の溝が深すぎて絶望する

[Outfielder]

「「敗戦というトラウマを抱えながら復興にいそしむ戦後日本」の自画像と、奥深いところで響き合っていた」だから一部の人にウケが悪いのか

[okbc99]

“高倉健演じるところの「前科を背負いながら忍耐の時間を生きる寡黙な男」の姿は、「敗戦というトラウマを抱えながら復興にいそしむ戦後日本」の自画像と、奥深いところで響き合っていた”

[hiroshe]

なるほど。

[tettekete37564]

“高倉健演じるところの「黙って耐える男」の重苦しさが、どうにも苦手だった”<分かる

[b4takashi]

途中までは納得してたんだけど、政治の話が絡むと途端にこちらがやる気なくすのはなんでだろう

[tokage3]

健さんが今の時代に若者として生まれていたらネットで「リア充氏ねｗｗｗ」とか書き込んでそうだなーとは思った。でも意外と大喜利力高そうだからアルファ取ってるかも。

[fatpapa]

炎上を幾重にも回避しつつの高倉健デクノボー説については自分もそう思うし、戦後の日本人の象徴と捉えるのもわかるんだけど、それに比して現代の男としてあの日の安倍氏を引っ張り出すのはやっぱり筋が悪いと思う

[chousuke7]

久々に小田嶋の文章読んだが、やっぱり俺はこいつの文章が嫌いだ。「あいつもあれで悪気があったわけではないのだ。ゆるしてやってくれ。」みたいな、昔の自分を冗談めかして免罪してみせる仕草が実にいやらしい。

[prdxa]

健さんの台詞が棒読みに聞こえるとは

[monaken]

雲の上の人が本当に雲の上の世界にいってしまった。

[mugi-yama]

まあそういう意味じゃないんだろうけど、きちんと棒読みできる役者なんてそういないと思うよ。

[adorable]

誰もが、感情を押し殺し、自分の足もとを見て耐えていた時代、たしかに、高倉健は名優だったのだ。たやすく激高し、なにかにつけて声を荒げる政治家を見るにつけ、そう思う。

[Zephid]

戦前から生きてる人を買いかぶり過ぎてないか。

[associe2010]

【日経ビジネスオンライン最新記事】さらば、沈黙の俳優（小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明）