現実を見ろ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

小島寛之氏のこの一節に言う「現実」とは何だろうか。 http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/20081226/1230274589 >ぼくは、「現実を見ていない」という批判に、「いや、ぼくも現実を見ている」などという反論をするつもりは全くないよ。「現実を見ていない」で結構。ぼくは、「現実を見ろ」という説教をする人を絶対信用しないことにしている。このことは、このブログを読んでいるとりわけ若い人たちに対して、老婆心ながら、人生の先輩としてアドバイスしておきたい。二言めには「現実を見ろ」という人には、多くの場合、裏腹がある。そんな手にはまっちゃいけない。実際ぼくは、子供の頃から、いつも「現実を見ろ」と説教されてきた。まず、父親に、次に教師に、そして、学校の先輩に、はたまた政治活動家に、さらには会社の上司に。でも、あとでわかったことは、そういう人たちのいう「現実」

[minoru-n]

”ビビッドな例を挙げれば、つい数年前まで、「近頃の若者は働く意欲もいい加減で、ふらふらフリーターになったり、ニートになったりしている。実に困ったものだ」という言説が、まさに「現実」として横行”

[pon-zoo]

現実に則さない思いこみ（エセ現実）を潰していくだけでも大変なのに、その対処法に理論への逃避を挙げる人がいるなんて。反論して頂いて有り難いです。現実を良くするにはそれをちゃんと見る事が必須なのに。

[nanashix774]

現場で怪我人の治療にあたる人も、怪我の「深さ」を定義しそれに見合った止血方法を模索する人も、どっちも必要なわけで。役割を分担し協力すべき人たちは喧嘩ではなく有意義な情報交換を。喧嘩も情報交換の一種？

[rajendra]

"そういうエセ現実を振り回す連中に突きつけるべきは、数学なんかじゃなくて、生々しい湯気の出るような、切れば血の吹き出るような現実でなくちゃいけない。"

[biaslook]

小島寛之

[kurokuragawa]

「現実が食えなければ幻影を食べればいいじゃない」マリー・アントワネット（嘘）

[urbansea]

おとなだなあ >>「現実」という名の「観念」を、「これが現実だから言うことを聞け」という押しつけを、本当に押しのけることができるのは、「ふざけるな！これこそが現実だ」というもっと生々しい現実の姿だけだ。

[yyamaguchi]

「そういう「現実」という名の「観念」を、「これが現実だから言うことを聞け」という押しつけを、本当に押しのけることができるのは、「ふざけるな！これこそが現実だ」というもっと生々しい現実の姿だけ」

[JuliusCaesar]

建前の｢現実｣に対抗するべきは、本音の｢現実｣だ。

[BUNTEN]

「エセ現実を振り回す連中に突きつけるべきは、数学なんかじゃなくて、生々しい湯気の出るような、切れば血の吹き出るような現実」社会系の学者が突きつけるべきは、現実をよく説明できる切れ味の良いモデル。