ジョブ型責任とメンバーシップ型責任 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

いつも明快な松尾匡さんが、例によってシノドスで明快な議論を展開していますが、 http://synodos.jp/economy/10051（「自己決定の裏の責任」と「集団のメンバーとしての責任」の悪いとこどり） ここで松尾さんが例に引いているのは、イラクで拘束された3人に対する日本のバッシングと外国の賞賛ですが、松尾さんの言う「自己決定の裏の責任」と「集団のメンバーとしての責任」の区別は、なぜ日本の企業で成果主義がおかしな風になるのかを理解する上でも有用でしょう。 成果主義というのはいうまでもなく成果（あるいは成果のなさ）に応じて賃金を支払うことですが、それが可能であるためには最低限、その成果(あるいは成果のなさ)が当該労働者の自己決定に基づいて生じたものである必要があり、そのためには自己決定が可能な程度にはその労働者の職務が明確であり、権限が明確であり、逆に言えば上司その他の第三者の介

[tick2tack]

成果主義とするためには　“自己決定が可能な程度にはその労働者の職務が明確であり、権限が明確であり、逆に言えば上司その他の第三者の介入によって当該成果(あるいは成果のなさ)が生じたのであれば”

[omaenomonohaorenomono]

例というかあてはめとしてはこちらのほうがわかりやすかったな。元記事のイラクの例はちょっと理解しづらかった。とはいえ最近の自己責任論に対する違和感がわかり易く説明されてるのはうれしい。

[maturi]

この謎の俗語「デマケ」　はdemarcate もしくは　demarcationだと思われる（※英語なら）

[daybeforeyesterday]

うーむ

[questiontime]

リンクが貼ってあるシノドスの内容がすごく面白い。必見。